2020年07月05日 16:00
/ 最終更新日 : 2020年07月05日 16:00
CLASSY.
マスクをしている日の髪型がダサい問題を解決!【❸ポニーテール編】
暑くなる季節に欠かせないヘアアレンジ。いつも通りヘアアレンジをして、マスクをしたら「何か変…」って思ったことありませんか? 実は、マスクをすることで顔の平面部分が増えるので、ルーズなアレンジは毛束が悪目立ちしたり、バランスが悪く見えてしまうんです。そこで、マスク前提のバランスのいいヘアアレンジを4回に渡って紹介。
第3回目は「シーンを選ばず全方位から好感度の高いポニーテール」を、前髪あり、なし別で紹介します。
1. 前髪ありの人のマスクアレンジ
ゴールデンポイントで結んで横顔も美人に
高すぎると子供っぽく、低すぎると老け見えしてしまうポニーテールは、あご先と耳前を結んだ線の延長線上=ゴールデンポイントで結ぶと横顔、頭の形もキレイに見えます。今までのように、毛束を引き出してルーズに作らないかわりに、ワックスでのツヤ感、ゴムを隠すひと手間で、こなれ感を演出。
【How to】
準備:全体に軽めのヘアスプレーを吹きかけたあと、32mmのアイロンで、顔周りはリバースに、その他はランダムにざっくり巻いておきます。オイルを手のひらによく伸ばして、毛先中心になじませるようにしてつけます。
❶ワックスを髪全体になじませます。あご先、耳前を結ぶ線の延長線上(つむじ少し下)に手ぐしで髪を集めます。
❷集めた毛束を、ビニールゴムでしっかり結びます。
❸少量の毛束を取り、毛先までねじります。❷のゴムを隠すようにひと巻きしたら、ゴムにしまい込みます。ただゴムを隠すのではなく、ねじった毛束を巻きつけるひと手間でオシャレ感が出ます。
❹襟足に落ちている毛は、細いコテで半カール巻きいてニュアンスをつけます(短い場合は危ないので巻かなくてOK)。ヘアバームを少量指にとり、襟足の毛に動きをつけて完成です。
2. 前髪なしの人のマスクアレンジ
片サイドの顔回りの髪をおろして、ニュアンスを
前髪がない人は、ゴールデンポイントまで毛束を持ち上げると、毛流れが不自然になるので低めで結ぶのがベスト。ただし、老けて見えないように分け目のヘビーサイドの顔回りの髪を下ろして、ニュアンスを出します。また、トップの毛束は崩さず、バックサイドの髪のみ毛束を引き出すと、マスクをしていても不自然ではない抜け感がだせます。
【How to】
準備:前髪がある人と同様に、スプレーを吹きかけてから顔周りはリバース、それ以外はランダムにざっくりとアイロンで巻きます。毛先中心にオイルをなじませます。
❶フロントを6:4で分け、ヘビーサイドの顔回りの髪を下ろします。それ以外の髪は手ぐしでバックに集め、目の高さでビニールゴムで結びます。
❷ポニーテールから少量の毛束とり、毛先までねじります。ねじった毛束は、少し引き出して崩してから根元に巻きつけ、ゴムにしまい込みます。
❸耳上など、サイドの部分を少し引き出して崩します。タイトな毛流れに見えない程度でOKです。
❹ヘアバームを指になじませ、襟足の髪にツヤを出します。襟足付近の毛束回りの髪を、バランスを見ながら引き出します。
❺前髪の毛先にもヘアバームをつけ、ツヤを。毛先がパサついていると、疲れて見えてしまうので、大事なプロセスです。
撮影/杉本大希 ヘアメーク/YUTA..(CAROYS) モデル/石井里奈、中瀬古ゆきな(CLASSY.LEADERS) 取材/味澤彩子 構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)