「フェイスシールド」をする日におすすめのヘアアレンジ【❷簡単シニヨン編】

新型コロナの影響で、マスクなしの生活は考えられなくなりました。最近では、フェイスシールドを使う方も徐々に増えてきました。接客業の方は職場だけフェイスシールドを使う、と言うパターンも。そこで聞こえてきた、「フェイスシールドをしているけれど、前髪はどうする?ヘアスタイルはどうしたらいい?」なんて声も。そこで、「フェイスシールドに向いているヘアスタイル」を、なるべくオシャレに!と言う視点で連載形式で紹介していく短期連載をスタートします。
第2回目は「フェイスシールドでもオシャレ見えするシニヨン」のヘアアレンジをご紹介します。

フェイスシールドでもオシャレなヘア❷「シニヨン」

低めのシニヨンには前髪をポンパドール風にしてスッキリ見せ

上半分の髪を、お団子にしたゴムシニヨンはフェイスシールドにぴったりなヘアアレンジの一つです。低めの位置でお団子を作ることによって、フェイスシールドのゴム部分が自然に隠れるのがポイント。前髪はすっきりとポンパドール風に。フェイスシールドをして仕事をした後、後ろにゴムの跡がくっきり残ってしまう…。という問題も解決

正面・横・後ろから&フェイスシールドを外した状態もチェック

    Front

    Side

    Back

    フェイスシールドを外すとこんな感じ

【Point】ポンパドール風にしてまとめると”ひっつめ感”が解消

フェイスシールドのヘアアレンジでゴムを隠すこと以外に重要なポイントは、顔周りの処理。今回は、ポンパドール風にしてあえてすっきり見せで清潔感をアピール。ただのオールバックよりも余裕を感じさせるヘアスタイルに見えるので、飲食店などで勤務している方に特におすすめです。

【How to】白いゴムが見えないように、ハチ上の髪をかぶせる

    ❶前髪は毛束をねじってトップにピンで留めてポンパドールにします。

    ❷上半分の髪を、水平のラインで分け取り、シリコンゴムで仮留めします。

    ❸分け取った髪の下を通すように、フェイスシールドを装着します。

    ❹仮留めした上半分の髪をフェイスシールドのゴムにかぶせて、低め位置でシリコンゴムで結び直します。その際、写真のように毛先を抜ききらないゴムシニヨンの状態にします。

    ❺シリコンゴムで結んだ部分を手で押さえながら、トップの髪を指でつまんで引き出して立体感を出します。

    ❻ゴムシニヨンの毛先の髪をゴムに巻きつけて結び目を隠し、内側にしまいこんで固定します。

    ❼シニヨンの部分は左右に広げてボリュームを出して完成です。

使用したフェイスシールドはこちら

スーパーやドラッグストアで売られている、もっともメジャーなタイプ。ストローのついた飲み物ならば、フェイスシールドをつけたままでも余裕で飲むことができます。おでこにクッションがあって痛くなく、顔とシールドの間に空間があるので通気性がよいアイテム。前髪と後頭部の毛は必ず圧迫されること、青のロゴの圧が強く二度見されがちなのがたまにキズ。

今回のヘアを解説してくれたのは

ヘアメイクアーティスト
鈴木富美子さん(ヘアサロンEMBELLIR・代表)
スタッフ全員が毛髪診断士の資格を取得している、髪の美しさにこだわるヘアサロン「アンベリール」代表。大人らしい上品なヘアアレンジが得意で、着物やウェディングのアレンジ本を多数出版。20代~50代以上まで、幅広い層の女性たちからの厚い支持を受けている。サロンではオリジナルのヘアアクセサリーの販売や、ヘアセットのオーダーも可能。

EMBELLIR アンベリール
東京都渋谷区神宮前4-2-22 アビターレ2F
☎03-6447-4263 営業平日11:00〜20:00 / 土日祝 10:00〜19:00(火曜定休)
https://www.embellir.jp.net/
Instagram→@embellirhairstyle  @embelliromotesando

まだまだコロナの影響は続いていくと思いますが、接客業の方などで、フェイスシールドを使う方の助けに、少しでもなれば幸いです。後編ではさらに「ギブソンタック編」「ポニーテール編」などのヘアスタイルもご紹介していきます。

撮影/杉本大希 ヘアメーク/鈴木富美子(EMBELLIR) モデル/石井里奈(CLASSY.LEADERS) 取材・構成/ガヤ美(CLASSY.ONLINE編集室)