タイ在住サッカー選手妻・中村明花さんが語る「海外での病院選び」

サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、タイで子育てをする中村明花さんが、娘さんとの日々をつづるWEBコラム。
前回は、タイで娘さんが受けた予防接種について、日本との違いや予防接種の乗り越え方を教えてくれました。(前回の記事はこちら→)今回は、日本にいても慎重になる病院選び。タイ(バンコク)の病院事情を教えてくれました。

バンコクは安心して通える病院がたくさん

どの病院を受診するか、特に子どものことになると皆さん慎重になると思います。私も、娘の予防接種をきっかけに、周りのママに相談し、今住んでいるバンコクの病院について色々と教えてもらいました。
バンコクには日本語が通じて、知名度が高い病院がいくつかあるとわかり、検討した結果、そのなかで家から一番近いところに行ってみることに。
優しそうなタイ人の女性の先生が診てくださって、通訳さんもついてくれるし、私は直感でいいなと感じたので、その先生に担当してもらうことにしました。
そう、バンコクの病院は通訳さんが付いてくれるところがあるんです。
ドイツに住んでいたときは、予防接種などで病院に行く際は話をしっかり理解するために(病院での話は難しい言葉も多く、適当に済ませることはできないので……)夫に通訳をしてもらうため、必ず夫のスケジュールに合わせて一緒に行っていました。
でもバンコクは、通訳さんが付いてくれる病院のほかにも、日本語が話せる先生もいれば日本人専用医療センターも。
今の病院へも、何の心配もなく娘と2人で行っています。
バンコクは日本人がとても多いので、病院の方々も日本人の子どもの対応に慣れているんですよね^ ^
予防接種の際も、日本とタイの違いを書いた紙を渡してくれ、的確な説明をしてくれたので海外にいても安心できました。

に(私にも)自粛生活の影響が⁉

とってもありがたいことに、とにかくいつも元気な娘。予防接種以外では、タイで病院にかかったことがありません。バンコクの前に住んでいたブリーラムは田舎町なので、病院も設備がちゃんとしているかなど心配だったのですが、病気にかかることがなく、予防接種の機会もなかったので、一度も病院に行かずに引っ越したほど(笑)
熱が出ても、薬を飲んで様子を見ていると1日で治るんです。
でも1つだけ心配事が。
私が別件で病院に行った際、先生が私の顔を見ただけで、「あなたビタミンDが足りてないと思うから検査しなさい」と。血液検査してみたら、極端に数値が低くて……。
ビタミンDが足りないと免疫力も下がるので気になって、「娘にも遺伝しますか?」と聞いたら、「心配なら検査しましょう」と。
結果、娘も少しだけ数値が低かったので、今は親子で薬を飲んでいます。
ビタミンDは日光を浴びると体のなかでつくられる栄養素。こんな暑い国にいて足りないとは驚きましたが、タイでは、自粛していた数カ月は本当に外に出られなかったので、それもあるのかな?と思っています。
今は、少しでも太陽の光を浴びるように(私は日光アレルギーがあるのでほどほどにですが)して過ごしています^ ^


休日は、夫のチームメイトと家族ぐるみで遊ぶことも。子供だらけなので賑やかです^ ^ 日光に当たることができて、気分転換にもなるので、相変わらず庭付きカフェレストランに行く事が多いです。


中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する4歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

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