静岡発!「すっぱみかん」は夏にたまった疲労回復に飲みたい【Writer’s Pick】


夏の疲れた体に染みわたり、爽快感が味わえる酸味豊かな飲み物が簡単につくれちゃうドリンク用果汁が静岡県にあるんです!その名も「すっぱみかん」。青みかんの果汁100パーセントのアルコール割り材として、静岡県にあるすっぱみかん普及委員会が2年前に発売。静岡県の飲食店を中心に話題となり、今では一般向けに静岡県内の主要な駅の売店やスーパーで販売されているのだそう。


すっぱみかん ¥1,200

原料である「青みかん」とは、静岡県名産の温州みかんを栽培していくなかで、8月上旬から摘果される酸味のあるみかんのこと。通常は破棄されてしまう青みかんを何とか利用できないかと思い、絞って協力店でサワーとして販売したことがヒットのきっかけ。砂糖を加えず、まるごとを絞った果汁のみを使っているため、通常の温州みかんの3倍ものクエン酸が含まれているのだとか。


まずは原液をそのまま飲んでみました。色はみかんらしい鮮やかな橙色。レモン果汁よりも酸っぱさを感じますが、香りはこれまでに体感したことのないような清涼感とみずみずしさで、たとえるなら飲むことのできる柑橘系アロマオイルのよう。ずっと嗅いでいたくなる心地よさです。

味は最初にダイレクトな酸味を感じますが、ほろ苦さとみかんの甘みもあり、のどがすっきりとする爽快感が残ります。


今回は子どもから大人まで楽しめる、ノンアルコールリキュールを使ったカクテルレシピを紹介します!

すっぱみかんの「ソーダ割り」

【材料】
すっぱみかん………………30㎖
ソーダ(加糖………………280㎖
冷凍みかん……………………数粒
氷………………………………適量

【つくり方】
氷を入れたグラスにすっぱみかんを注ぎ、ソーダをそそぐ。冷凍みかんをのせ、かき混ぜて完成。

汗をかいたときやビタミン不足を感じたときにぴったりのレシピ。のどごしがよく、フルーティーな香りとすっぱみかんの酸味を存分に味わえます。お好みの冷凍フルーツを足したり、はちみつを入れて甘さの調節をしたり、自分好みにアレンジが効くので子どものおやつにもおすすめです。


すっぱみかんの「カシスオレンジ」

【材料】
すっぱみかん………………………………30㎖
カシスリキュール(ノンアルコール)…35㎖
ソーダ(加糖)……………………………100㎖
氷………………………………………………適量

【つくり方】
氷を入れたグラスにカシスリキュールを注ぎ、すっぱみかん、ソーダの順にそそいで完成。

甘いだけのカシオレでは物足りない人におすすめのレシピ!みかんの香りがしっかりと感じられる甘酸っぱさがくせになります。混ぜてもさわやかな酸味が消えることなく、口の中をさっぱりさせてくれます。混ぜる前のグラデと混ぜたあとの鮮やかな見た目はホームパーティーなどの場で映えそう!


すっぱみかんで「ミントスカッシュ」

【材料】
すっぱみかん………………………………30㎖
ミントリキュール(ノンアルコール)…20㎖
ソーダ(無糖)………………………………100㎖
ミントの葉…………………………………適量

【つくり方】
氷を入れたグラスにミントリキュールを注ぎ、すっぱみかん、ソーダの順にそそぎ、ミントをそえて完成。

まさに大人のノンアルカクテル。残暑が厳しい日やリフレッシュしたいときにおすすめです。クールなミントとみかんの香りがマッチしていて、鼻腔をぬけるすがすがしさは夏の疲れを吹き飛ばしてくれそう。ビターな甘さなので、甘さが足りない人は加糖のソーダに変えてもOK。

 

ドリンクのほかにも寒天ゼリーや酸味も楽しめるフルーツポンチ、料理ではカルパッチョや野菜サラダなどのドレッシング、レモンの代わりにからあげにかけるなど、アレンジの幅も豊富。

残暑が厳しい時期に手軽にクエン酸補給でき、家族で使える「すっぱみかん」。みかんの風味たっぷりの酸っぱさを一度味わってみて!

【お問い合わせ先】
すっぱみかん普及委員会
http://suppamikan.dreamplan.biz/

【こちらの記事もおすすめ】
静岡のご当地ドリンク! スイーツ感覚で飲める「ウス茶糖」って?

写真・文/松下文香
※この記事に掲載されている価格は税抜き価格です。