人気スタイリスト亀恭子さん私服コーデ「仕事こそスカートで」

2020年の春は予定通りのスタートを切れず、9月になってリスタートを迎えた人も多いはず。出産、復職、入園、入学と、節目を迎えているチームVERYのママたちに、ファッションのスタートプランと自粛期間を経てやめたことを聞きました。今回は、2人の男の子のママであり、VERY本誌でも活躍中の人気スタイリスト・亀恭子さんです。

 

 

◉スタイリスト・亀恭子さん

 

前は“仕事=パンツ”だったけど、
より女っぽさを楽しみたくなって、
仕事の日こそスカートが新定番に」

 

昨年末に次男を出産し、ゆっくりお仕事復帰しています。一人目の復職の時は、とにかく動きやすさ重視でパンツばかりでしたが、二人目の復職の今は気持ち的に少し余裕もあって、もともと好きだったスカートを穿いてお仕事スイッチをONにしています。

 

動きやすさという点ではパンツよりはマイナスだけれど、仕事の時間は一人時間でもあるので、二人の男の子育児の時間では着られない女性らしい服願望も叶えているのかもしれません。とはいえバタバタな日常なので、髪はゴム一つで作るまとめ髪が定番、アクセを盛って出かけます。お仕事の時のスカートスタイルは今回のようにジャケット合わせだったり、ウエストインだったり、“きちんと着る”のも気分です。スカートが女度高めなので、靴はヘルシーに。スニーカーや、9月もまだまだビーサンを合わせてみたりします。

 

自粛期間を経て、買物の仕方も変わりました。前は一目惚れで買ってからどう着るかを考えることが多かったのですが、今はどんなスタイルをしたいかを考えてから必要なモノを吟味して丁寧に買うようにしています。

 

ジャケットはATON、スカートはジルサンダー、ビーサンはハワイアナス。

 

▼亀恭子さんの“上がる”スカート3選

ハリ感やボリュームあるシルエット、ツヤのある生地など華やかなムードのスカートがお仕事スイッチをONにしてくれます。左からドゥロワー、着用のジルサンダー、カオス。

仕事コーデではアクセサリーをじゃらっと。ネックレスはadawat’n Tuareg、手元はエルメス、anthem、ASAMI FUJIKAWAなどをミックス。

 

▼亀恭子さんの「○○やめました」

1.ネイルサロン通いをやめてセルフネイルに。服や用事に合わせて色を選んでいます。最近のスタメンはこのあたり。
2.カラスの行水をやめて、子供が就寝後にバスソルトを入れて疲れを癒すように。
3.簡単な飾り野菜は買わなくなり、ローズマリーとミントをベランダで育てています。長男が水やりの担当です。
4.ベランダ活用でおうち時間が充実しています。

 

◉亀恭子さん
本誌をはじめ、雑誌やイベントでのトークショー、ブランドとのコラボレーションによる商品開発など幅広く活躍する人気スタイリスト。0歳、5歳の男の子ママ。
インスタグラム:@kame_kyo

撮影/有馬秀星〈MOUSTACHE〉、魚地武大〈TENT〉(静物) 取材・文/栗生果奈 編集/鈴木恵子
*VERY2020年9月号「迎える9月、みんなの気持ちの変化を追いました それぞれのリスタートプラン『私、○○やめました』」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。