韓国のキレイな母娘が愛用するコスメって? Vol.2《韓国ビューティ》

韓国には「神様が全部してあげられないから、お母さんという存在を与えてくださった」という言葉があるそうです。娘は母にいつまでもキレイで健康であってほしいし、母はいつになっても娘のことが気になるから自分の体験を伝えたい。30代半ばの娘が母親に、そして60代の母親が娘に伝える美しさについて語る第ニ回目は韓国の美魔女コンテスト「K-QUEEN コンテスト」8期ファイナリストのソン・ボミさんとお母さまのクォン・ヘジャさんです。

ソン・ボミさん(娘)&クォン・ヘジャさん(母)

ソウル文化社「Woman Sense」2020年5月号

「使いやすく、きれいで優秀な製品を見るたびに母が思い浮かびます。時が経つに連れ、さらにそうです。娘である私が母の美しさのために努力しなければって」娘:ソン・ボミ

1:UV CARE 【圧倒的人気のAHCのサン クッションが母娘の共有アイテム】

母「陽ざしが良く、風も良く、水がいい済州島に住んでいます。だから、ちょっとの外出でもサングラスはもちろん、UVケア製品を首までしっかりと塗ります」 娘「起・承・転・UVケア製品です。外出前に忘れずに塗るのはもちろん、外出後にもサンクッションをこまめにはたいて紫外線カットに気を遣います」

AHC /ナチュラル パーフェクション プロシールド サンクッションSPF50+/PA++++ 紫外線と公害から5重遮断してくれるクーリング サンクッション。ノンケミカル、美白·シワ改善効果もある、完売続出の人気商品。25g 2万9千ウォン。2014年から支持の高い女優キム・ヘス(49歳)がモデルであることも人気の一翼を担う。

2:SKIN CARE【娘は名品ミスト、母はLEDマスク】

娘「皮膚が薄く、洗顔後すぐに突っ張るくらいの乾燥敏感肌です。普段のスキンケアは水分供給に一番気を遣っています。化粧前後に乾燥が感じられる度に、頻繁にミストをかけます」

ラネージュ/クリームスキン ミスト 発売3週間で、10万個販売を突破。クリームのしっとり感と持続力、トナーのさわやかな使用感と吸収力を全て加え、保湿力に優れている。120㎖ 2万5千ウォン。「Water Science™」技術を使ったアモーレパシフィックのブランド。

母「寝る前にLEDマスクで10分ほど再生ケアをします。この時クリームをたっぷり塗って行います。肌のキメが以前より細かくなって弾力が出てきたのを感じてから、さらに一生懸命使っています」

DPC /スキンショット LEDマスク 肌に有効なLEDライト720個でデイリーホームケアが可能なワイヤレス型タッチ式LEDマスク。135万ウォン

韓国ではホットな製品の広告には超人気スターが選ばれます。今はLEDマスクがまさにそれ。「ザ・キング 永遠の君主」のイ・ミンホ、「梨泰院クラス」のパク・ソジュン、そしてDPCは「キム秘書はいったい、なぜ?」でパク・ソジュン共演したラブコメクイーン女優パク・ミニョンから、「サイコだけど大丈夫」で兵役から復帰したキム・スヒョンに変わりました。「韓国ではスキンケアだけでなく皮膚科でケアをする人も多いですが、施術なしで、家で簡単に効果的なケアができるアイテムなんです」とDPCのキム・ジュフィさん。肌の各部位の厚さを感知して3つの波長の光を利用。3つのモードを組み合わせ目元ケアやウエーブマッサージもできます。多くの男優が広告に出ているように、家族全員で使えることも人気の理由。

3:MAKE UP【水光肌と高級感あるリップが大切】

娘「きれいな肌表現とほのかなカラーメークが好きです。ミストをかけた後、パフでファンデーションを薄く塗り広げ、コンシーラーでシミをカバーしてから、クリームタイプのコンシーラーでチークをし、トーンダウンしたコーラルカラーのリップティントでヌーディルックを完成させます。最近は、エルメスのリップが気に入りました。カラーブロックを積み上げたようなパッケージも素敵ですね。母とお気に入りのカラーを一つずつ購入したいです」 母「普段眼鏡をかけているのでアイメークはほとんどせず、唇の色だけに気を遣います。口紅は1つだけ使うのでなく、2つをミックスして塗ります。単色を塗った時よりさらに高級感ある、好みのカラーを演出できます。これも娘が教えてくれた方法です」

Espoir /カラーソルベ #パパイヤコーラル ボミさんのヌーディトーンメークに欠かせない、ソルベのように柔らかく溶けて発色するクリームブラッシャー。微細球状粉末とシリコンゲルが最適比率でミックスされて肌の凹凸をカバーし、サラサラとした質感に。リップにも可。4g 2万2千ウォン

4:BEAUTY TALK 娘【年齢を重ねたら肌の美しさが重要だと思います】母【娘からの最新美容情報が、若々しくいられる助けに】

ソン・ボミ「シミができてからサンクリームの重要性に気づいたんです。年を取ってみて肌が重要だということがわかりました。私が使ってみて良い製品を見つけたり、私より母にもっと合うような化粧品は母にプレゼントしたり勧めています。母とフェイス、ボディ、ヘア製品までいろいろと共有します。クッションファンデはアイオペやジョンセンムルからAGE 20’sの〝キョン・ミリクッション〟DPCの〝イ・ユリクッション〟まで共有していました。手を頻繁に洗わなければならない最近では、ハンドクリームをあまり塗らない母に、ラッシュから出たローズ アルガン ボディ コンディショナーを買ってあげて、洗面台に置き、ハンドローションの代わりに使うように勧めました」 母「60代になると確かに肌から年齢をひしひしと感じます。十分な水分供給とUVカット剤を若い時から気にしていれば……と後悔していますね。でも娘が二人いるおかげで、良い成分の化粧品と新技術のビューティ機器に多く接することができます。それはとても良い点ですね。首は年齢が現れる部分だと言われるじゃないですか。顔のシワと違い、首のシワは隠すこともできずケアするにも難しいのですが、私は年齢に比べて首のシワが少ないほうで、だからネックラインがすっきりと開いた服を着られるのが、嬉しいです」

ソウル文化社「Woman Sense」2020年5号

30年の歴史を持つ韓国の女性月刊誌。20~50代の幅広い読者層を持ち、韓国のヘアサロン、エステサロン、病院のどこの待合室に必ずあると言われる存在。 〈エディター:ソン・ジョンウン 写真:キム・ジョンソン ヘア:クォン・ヨンウン メークアップ:リュ・ヒョンジョン スタイリング_キム・ジヒョ〉 ©WOMAN SENSE, ALL RIGHTS RESERVED. 翻訳/ETSUKO UEHARA 韓国取材/東山サリー 編集/石原晶子  ※美ST2020年9月号掲載記事に加筆

美ST