【入れ歯・がん・寝たきり防止】超長寿時代の今からできる健康投資術

美容と健康は相関関係にあるので、健康に投資することで長い期間にわたって安定した美のリターンを得られます。将来も自分らしくイキイキと輝き続けたい人が、一番惜しまないポイントです。

総額約380,000/年【ガン予防】ガンの予防になりそうなあらゆることを実践中

ガンの原因や予防法の研究はまだ道半ばですが、影響をもたらすであろう物質や手段が少しずつ解明されています。健康な体で長生きできるように、水素や乳酸菌、塩素除去など最新の科学や医学の知見を生活の中に積極的に取り入れています。

先進医療でも注目の水素が今はイチオシ。病気や 老化を促進させる悪玉活性酸素を排出。水素吸入 機の「KENCOS4」や水素サプリ「HH LABO」、 水素入浴剤「ハイドロシリカスパ」を愛用。(¥14,400/ 月)

菌活で免疫力をUP

大腸ガン対策に菌活を。便秘改善ヨーグルトや乳酸菌のロイテリ菌入りヨーグルト、ビオフェルミンVC、乳酸菌入り粉末青汁を毎日食べます。(¥10,000/月)

ツアコンの経験から世界各国の美容法や健康法に精通。自他ともに認める健康マニア。

教えてくれたのは……美STライター 楠沢順子(57歳)

発ガン物質を除去する浄水器

タカギのビルトイン浄水器を設置。水道水の塩素から発生する発ガン物質「総トリハロメタン」をカートリッジで除去。(¥16,000/年)

毎年の検診で早期発見

38歳から毎年人間ドックを受診。40歳からはマンモグラフィーのあるレディースドックに変えて、オプションで腫瘍マーカー検査もプラスしました。(¥70,000/年)

後から取り返すなら…積立運用どころかプライスレスな命が危ない!

金額は『公益社団法人全日本病院協会「医療費」重症度別 平成27 年10月-12月分』のデータを参照。公的医療保険の補助があるため、自己負担額は変わります。これに加えて、保険適用外の高度な化学治療、放射線治療などを自費で受けると、1千万円を超えることも。

総額約¥65,000/年【入れ歯予防】日々のセルフケアと定期検診が白く強い歯の基本です

白く健康な歯が与える清潔感は「大人の美しさ」の基本ですし、老後のQOLにも大きく関わりますよね。虫歯や歯周病で失ってしまうと取り返しがつかないので、定期的な検診と毎日の丁寧なオーラルケアで「死ぬまで自分の歯で過ごす」を目標にしています。

異なるタイプの歯ブラシや歯磨き粉を使い分け。エアーフロスや歯間ブラシを駆使し、口内殺菌効果のある嗽薬で歯周病も予防できます。(¥35,000 /年)

歯科での定期ケア

保険適用で3カ月ごとの歯科検診とクリーニングに加えて、歯茎を引き締めて黒ずみを回復させる歯茎レーザー(¥12,000)の照射を半年に1回。(¥30,000/年)

口腔内の環境が命に関わる様々な疾患に影響することを知り、予防医療の大切さを痛感。

教えてくれたのは……TEAM美魔女 蓮見さくらさん(44歳)

後から取り返すなら…インプラントによる歯の再建手術は高額!

80歳の日本人の残存歯数は、平均6.8本(厚生労働省調べ)。失った歯の代わりにあごの骨に金属製の歯根を埋め込み、それを土台に人工歯を取り付けるインプラントによる歯の再建は、入れ歯より違和感が少なくしっかり噛める反面、非常に高額な費用が必要に。(平均約¥425,000/1本)

総額約¥72,000/月【寝たきり予防】強い足腰は〝楽しく美しく健康に〟の一石三鳥

日本舞踊の公演中にひざに違和感を覚えて受診し「このままでは将来、人工関節が必要になる」という医師の言葉でトレーニングを開始。筋トレによる「ひざに負担が集中しない体作り」とWALK&WAYでの正しい歩行法のレッスンを継続中。(¥16,000 /月)

筋トレ後のケア

筋肉の疲れを和らげるヴェレダのアルニカマッサージオイルを使って、トレーニングで張り詰めた筋肉の緊張をほぐします。(¥860 /月)

パーソナルトレーニング

Fit & GOのジムでパーソナル指導のもと、筋トレを月に8回。

元ミス横浜。健康のために始めた筋トレにハマり、BBJ長野大会に出場してグランプリを獲得。

教えてくれたのは……会社役員 今橋由紀さん(45歳)

後から取り返すなら…寝たきりになったら追加費用がかさむ!

足に不具合が生じて、歩行によるひとりでの移動が難しくなった場合には、毎月かかる介護費用に加えて、車いすや電動ベッドなどの購入代金も。(総額約¥1,626,000/年)※金額は、生命保険文化センター「生命保険に関する全国実態調査」平成30年度のデータより概算。

2020年『美ST』10月号掲載 撮影/高梨浩二、楠 聖子 ヘア・メーク/広瀬あつこ、菅長ふみ(Lila) 取材/奥原京子、山田正美 編集/佐々木 遼

美ST