【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 6本目/100

あけましておめでとうございます。今年も、11本、楽しく美味しく巻いていきましょう。
「こんな食材ハルマキにならないかな?」というリクエストも受けつけております。(herself@kobunsha.com)までお願いします!

2021年も、よろしくお願いします。

まずは最初に、100本すべての共通ルールです

  • レシピは3本分の量で表記。
  • フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
  • 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。

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  • 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
  • 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
  • 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。

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 春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。

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カラスミと餅、キャベツの春巻き

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新春1本目は、お雑煮に使ったお餅の残りを、ちょっと贅沢してカラスミと合わせてみました。この二つをキャベツの甘味が優しく繋いでくれます。カラスミは敷居が高いな、という場合はアンチョビでも美味しいですよ。皮のサクサク、お餅のモチモチ、楽しい触感をお楽しみください。

 

【材料】3本分

  • 切り餅…1
  • カラスミ…15g(カラスミがなければアンチョビでも。その場合は3枚)
  • キャベツ…2
  • 春巻きの皮…3
  • サラダ油…大さじ4
  • 塩…少々

 【作り方】

1.餅は縦に6等分に切り分ける。キャベツは5㎝大にちぎる。カラスミは粗くみじん切りにする。

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2.春巻きの皮の上に、キャベツをずらして並べ、その上に切り餅2枚を横一文字に並べ、カラスミを散らす。

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3.キャベツで切り餅とカラスミを巻いてから、全体を皮で巻く。

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4.フライパンにサラダ油を入れ温め、を並べ、弱火から中火で、全ての面がキツネ色になるまで揚げ焼きする。

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5.美味しそうな色になったら、火からおろして油を切り、斜め半分に切り分け、塩を添える。

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※カロリーが気になる方はオーブンで

作った本人が言うのもなんですが、この春巻き、カロリーが少々気になります。正月太りが気になる季節。炭水化物である餅を、さらに炭水化物である春巻きの皮で巻いて、揚げ焼きする。美味しいけれど罪悪感が……。という方におすすめ、カロリーオフバージョンも作ってみました。
揚げ焼きした時より、あっさりした感じに仕上がります。

  1. ホイルにサラダ油を大さじ1たらし、春巻きを載せ、全面に油が回るよう転がす。
  2. 210℃に予熱したオーブンで、15分焼く。全面がキツネ色になるよう、一度返しながら焼く。

動画でも紹介しています!島田さんによるコツなども聞けます!

【PROFILE】

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島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。

ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝

 

撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子