実際、家事シェアってしているの?夫婦間の負担割合は?家事への意識調査Part2

やってもやっても終わりが見えない家事。「家事シェア」も話題になっていますが、実際皆さんは家事を分担しているのでしょうか? 気になる実態をMart読者に聞いてみました。

■夫婦間の家事分担の割合は?


家事の負担は、妻が担っている家庭が多数。「その他」の回答の中には、100%妻が担当しているという声も多く見られました。「家事をやりたくない夫に、専業主婦でいてくれと懇願されている」人も!

■お子さんは家事の手伝いをしてくれますか?


お子さんが、ときどき手伝ってくれる人が多数。「配膳」や「食器の片づけ・皿洗い」 「お風呂掃除」「洗濯物畳み」などが定番のようです。「お手伝いが、お小遣いの金額とリンクする」という家庭も見られました。

■今の家事分担に満足していますか?


半数程度の人が、どちらかというと満足しているよう。「専業主婦だから、役割分担として受け入れている」という一方で、 「もう少し協力してほしい」という声も。「息子が丸投げパパにならないかが不安」と いう人も。

■家族と家事分担するためにどんな工夫をしていますか?

●「洗濯物を畳むのと子どもの歯磨きどっちがいい?」などと選択肢から選んでもらう。(工藤法子さん・31歳)
●自分は言われないけれども、やってもらったら「ありがとう」の言葉を伝えています。(松岡詩織さん・31歳)
●「やっぱり私がやるよりきれいになるわー」とおだてます。(西川恵理子さん・34歳)
●当日ではなく、前もって伝えておき、「一緒に手伝って!」と一人で任せるのではなく、私もやるからと強調します。(目黒慶子さん・53歳)
●息子には、「手伝ってくれたから、今こうして一緒にゆっくりできてうれしいな」とメリットがあることを暗に示します。(田口愛佳さん・32歳)
●頼むより頼ったほうが気持ちよく手伝ってくれる気がします!(伊藤 蘭さん・36歳)

取材・文/田島えり子 構成/長南真理恵

Mart2021年2月号
“やめる”“シェアする”新しい価値観
笑顔でいるための「家事削減」リスト より

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