【全文掲載】King & Prince岸優太に夢中になる5つの理由|CLASSY.特別インタビュー

大人気アイドルグループKing & Princeのリーダー、岸優太さん。ジャニーズのそうそうたる先輩たちが主演を務めた舞台『DREAM BOYS』でʼ19年に続き主演。隠しようのない“好青年&愛されキャラ„で大人女子も夢中になる秘密を探ります!

夢中になる理由❶

歌とダンスのパフォーマンス力がスゴい!

僕自身は歌もダンスもどっちも自信はないですが、日々、頑張っていますし楽しんでもいます。やっていてすごく楽しいから全然、苦ではないし、もっと追求したいっていう欲が消えないですね。歌とダンスはアイドルとしての根本だと思うので、表現の武器として手に入れたいし、いつかは人の心を動かせるようになりたい。僕の表現で、見てくれる方が少しでも元気になってもらえたら嬉しいですね。アイドルにはいろいろなタイプの方がいらっしゃいますけど、僕はアイドルってパフォーマンス面だけを求められているわけではないとも思っていて――。僕は最初から歌やダンス、お芝居が好きだったわけではなくて、ジャニーズに入ってからその魅力を知ったので、ある意味、成長も楽しんでもらえればいいなと思っています。

夢中になる理由❷

ストイックに鍛え上げられた体の美しさ

『DREAM BOYS』ではボクサー役を演じているので、公演前は週6日でジムに通っていました。毎日ハードに動いているので、食事はあまり制限せず炭水化物を少し減らしたくらい。筋トレは楽しいです。ジムでは1日1時間、1部位を集中して追いこみました。自分では〝上腕三頭筋ちゃん〟の発達が気に入っていて(笑)。結果が目に見えてくるとトレーニングのモチベーションも上がります。筋肉は本当に裏切らないし、やれば形になるので自信につながります。逆にトレーニングしていないと不安になる。三頭筋のほかには広背筋も意識して鍛えています。Tシャツを着たときの背中の張りが違うので。背中で語れるような男になりたいです。変に筋肉アピールすると引かれると思うので(苦笑)、普段はLサイズのTシャツを着ていますが、夜に1人でジムに行くときはあえてピチピチのSサイズを着てみたり(笑)。理想の体はトム・ホランドっていう海外の俳優さん。大きすぎず細すぎず、僕の中では完璧で、こうなりたいと思う体。彼の写真を見るとモチベーションも上がりますね。

夢中になる理由❸

虫を手づかみもOK!な少年ぽさが可愛い♥

みんなそうだと思うのですが、昔からずっと「大人にならないと」ってすごく思っていて――。「もっと頭良くなりたい、知識を増やしたい」という思いもあるんですけど、なぜか小学生の頃とあまり変わってないんですよね(苦笑)。今でも久々のオフで旅行とか遠出するとなると、前の夜は嬉しくて眠れなかったりします。僕たちグループのメンバーはみんなそうなんですよね。ちょっとしたことで喜びがちだし、好奇心旺盛だし。自分でも「大人になったな、変わったな」って思えるようになるときが来るのを待っています。年上世代からも支持されている実感ですか?ライブでは、おばあちゃんというと失礼ですが年配の女性が僕の名前のうちわを持ってくれていたり。本当に嬉しいですね。幅広い年齢の方の心をつかみたいですからね。メンバーからも、僕のファンには年上の方が多いよねって言われます。若い方も街とかで話しかけてくれますけど(笑)。

夢中になる理由❹

親近感を覚える 気取りのないキャラクター

僕の性格は意外と普通というか、変わったところはないと思います。イラッとしても爆発するわけではないし、特にネガティブでもすごくポジティブでもない。普通だと思います。人には「バカだね」って言われることが8割。何でだろうな~。いいんですけどね。それで少しでも自分を知ってもらえるのなら。僕、意外と大人なんですよ。皆さんまだ気づいてないと思いますけど(笑)。他のメンバーとは違って、ファッションやインテリアにはあまり興味がないかな。部屋も普通です。使えればいいって感覚なので、お洒落っぽさはないですね。でも先日、(髙橋)海人からちょっと遅れた誕生日プレゼントにもらったキャンドルは飾っています。人からのいただき物で自分は生きているんですよ(笑)。服もメンバーからのプレゼントだったり、基本もらい物ですし、ファッションに対する興味はゼロに等しいと思います。自分で買ってないですもん。買うとしたら普通の無地のTシャツくらい。物欲がないというか、欲しいものもあまりないので貯金していますね。

夢中になる理由❺

先輩からも後輩からも愛される男、岸優太が再び座長を務める 「DREAM BOYS」への思い

――初演の滝沢秀明さんから亀梨和也さん、玉森裕太さんに続く4代目座長として、2年目の主演となる作品です。
「今でも僕はキャスティングミスかなって思います。そうそうたる方々が演じられてきたので。でもジャニーさんが託してくれたことに感謝して堂々と演じたいです。コロナ禍の今、なおさら僕たちのエンタテインメントで元気を与えたいし、生で伝えられることに改めて感謝しながらお客さんの前で全力で演じたいです」

――座長(主演)として意識していることはありますか?
「主演かどうかは関係ないんです。東山(紀之)さんの言葉ですが『板の上ではみんな同じ』。そこはファミリーと言いますか、みんなで作り上げるのが楽しくてたまらないので」

――演出は堂本光一さんです。現場の雰囲気はどうですか?
「厳しく優しくご指導いただいています。光一くんは、稽古では同じところを何度も何度も繰り返すんです。みんなヘロヘロになりますけど、体に染みつくのでありがたいですね。また、いいお芝居をしたときは必ず『良き、良き』と言ってくれる。嬉しいですし、自信につながりますよね。光一くんの『良き、良き』が聞きたくて、身を削ってでも頑張ろうと思います」

――感染防止をふまえた、新たな演出も楽しみです。
「新曲が4曲増え、ミュージカル要素が強くなりました。ストーリー重視の内容になっているのでお客さんの心にスッと入りやすいかな。『DREAM BOYS』が昔から大切にしている“夢„や“絆„を守りつつ変化しているので、新鮮だと思います。『DREAM BOYS』を知っている方はいい意味で印象が変わるかもしれませんし、昨年見てくださった方も新たな『DREAM BOYS』として楽しんでもらえると思います。改めて『DREAM BOYS』って面白いと思いますし、同じ空間でその時その瞬間を共有できることを皆さんにも大切にしてもらいたいです」

――岸くんの肉体美も見どころのひとつですね!
「ボクシングシーンもまったく違うものになって、前作より脱ぐシーンが増えていますので、僕の鍛えた腕と背中にも注目目してください(笑)。『DREAM BOYS』で会いましょう!」

『DREAM BOYS』
’04年の滝沢秀明主演の初演以来、再演を重ねている『DREAM BOYS』シリーズ。’19年に続きKing & Princeの岸優太と神宮寺勇太がキャスティングされ、今回は堂本光一がすべての演出を担当。今、可能な最高のパフォーマンスで、新たな『DREAM BOYS』を披露する。その他の出演/美 少年(那須雄登・佐藤龍我・金指一世・藤井直樹・浮所飛貴・岩﨑大昇)7MEN侍(中村嶺亜・菅田琳寧・本髙克樹・佐々木大光・今野大輝・矢花黎)紫吹 淳 鳳 蘭 樹里咲穂● ’21年1月27日まで帝国劇場にて公演中 https://www.tohostage.com/dreamboys/

Yuta Kishi

’95年9月29日生まれ 埼玉県出身 血液型A型●’09年ジャニーズ事務所に入所。’15年『お兄ちゃん、ガチャ』で連続ドラマ初主演。’18年5月、King & Princeとして『シンデレラガール』でCDデビュー。今月、6thシングル『I promise』をリリース。主な出演作は舞台『Endless SHOCK』シリーズ、『DREAM BOYS』など。

取材・文/駿河良美