タイ在住サッカー選手妻・中村明花さんが語る「感染再拡大で幼稚園が再びオンライン授業に」

サッカー選手である夫(細貝 萌選手)の移籍に伴い、タイで子育てをする中村明花さんが、日常のあれこれをつづるWEBコラム。
前回は、タイにいながら日本産の食材が買えるという市場や、購入した鮮魚を使った、海外在住とは思えない和な食卓を紹介してくれました(前回の記事はこちら→)。日常に戻りつつあったタイが、再びの感染拡大。それにより娘さんが通うインターナショナル幼稚園もオンライン授業に切り替わったそう。その充実の授業内容とは⁉

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再びオンライン授業がスタート!

前回もお話しましたが、タイでは新型コロナウィルスの感染者が再び増加しています。対策のために学校や娯楽施設などは閉鎖され、マンションの共有スペースも一部使用できなくなりました。
それに伴い、娘が通うインターナショナル幼稚園もオンライン授業に。これで2度目のオンラインへの切り替えになります。
約1年前、初めてやったときはzoomなどの設定に手間取ってしまい、大変な思いをしたのですが、今回は前回と同じことをすればいいだけだったので、余裕があるくらいバッチリ! 私も成長していました(笑)
娘は幼稚園でお友だちと遊ぶのが大好きなので、オンラインへの切り替えは残念がるだろうなぁと思っていたら、前回同様「ばい菌が増えたから行けないんだよ」と話すと、意外にすんなり受け入れてくれました。
オンライン上ではありますが、先生やみんなの顔が見られるのは嬉しそうです^ ^

家にいるからこそ見られる成長にびっくり!

オンライン授業の内容は、前回やったときから学年が1つあがったことで、お勉強系の内容が増え、時間も少し延びました。
工作だったり、歌を歌ったり、体操する内容が多かったのが、今では工作のほかにワークブックが配られて読み書きもしています。
画面の向こうで先生が言った言葉、例えば「jump」だったら、1語ずつ先生が「ジェ、ジェ、ジェ」「ウ、ウ、ウ」と言ってくれたのを生徒が書いていく感じ。
日本では、“ABCD”は「エービーシーディー」って習うと思いますが、そうではなく「ア、ブッ、クッ、ドゥ」って感じに覚えるんです。調べてみたら「アブクド読み」という読み方のよう。
このおかげか、英語もすんなり読めちゃうし発音もいいからびっくり! 私はまだローマ字読みしちゃう事が多々あるんですが、娘の方が英語を読めていてビックリしました!!(私が読めなさ過ぎなところもありますが。笑)
あとはホワイトボードにサイコロやビーズを置きながら足し算の勉強をしたり。やっぱり幼稚園で多くを学んでいるみたいで、いろいろなことができるようになっていて、夫と2人で驚きました。こういった姿を見られるのはオンラインならではですね。
1月末まで頑張ったオンライン授業。きっとこの期間も幼稚園に行っていたらもっともっと成長したんだろうなぁと思うと、せっかくの貴重な時間が……とも思うのですが、コロナを落ち着かせる為には必要な時間。みんなが耐える日々だと思うので、その中で出来ることを楽しみながらやれたらいいなと思っています^ ^
※2月1日から幼稚園が再開されることになりました^ ^ 感染者はまだ多いので、引き続き気をつけながら生活しようと思います。


テキストを勉強中


職業についてのお勉強


紙の半分に色を塗って、折り畳んで色をうつすというシンメトリーの勉強。


ホワイトボードを使って、足し算をしています。


オンラインで、靴紐を結ぶ練習もしました。


中村明花さん/1986年千葉県生まれ。Martモデルとして活躍する4歳の女の子のママ。調理免許、薬膳コーディネーター、幼児食インストラクターの資格を持ち、本誌では「中村明花さんのおかずに飽きたら“タイの知恵”」を連載中。プライベートを掲載したインスタのほか、日々の料理写真やレシピを掲載した料理アカウントも大人気!

★プライベートメインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura3/
★料理メインのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/sayaka_nakamura_food/

構成/長南真理恵