【レシピ】ワインセラーローゼンタール 島田由美子さんのハルマキ100本ノック 10本目/100
「こんな食材、春巻きにならないかな?」など、
まずは最初に、100本すべての共通ルールです
- レシピは3本分の量で表記。
- フライパンを使用。※ここで使用しているフライパンは、直径26㎝のテフロン加工のものです
- 使う油は、大さじ4。フライパンが小さい場合は、これより少ない量に加減しましょう。
- 火加減は弱火から中弱火。じっくり揚げ焼きする感じです。
- 火を入れる時、ひっくり返す時以外は、なるべく触らない。下手に触らない方が、きれいに仕上がります。
- 巻き終わりの糊付けは不要。巻き目を下にして火を入れれば大丈夫です。
春巻きの皮は、モランボンの春巻きの皮を使っています。時にはゴツゴツした具を巻いたりもするので、破れにくく、かつ美味しい皮が理想。モランボンの皮は、ちょうどいい厚さで、パリッと仕上がるところが気に入っています。薄い皮を使う場合は、具材を巻く時や火を入れている時に破れないよう気を付けましょう。
10/100
「とろとろ春菊とコリアンダーシードの春巻き」
今回のテーマは「春菊を味わいつくす」。
連続2本ノックです。春菊は、「これ、同じ野菜?」というくらいに葉と茎の個性が違います。
そこを活かして2種の春巻きを作ってみました。一度で二度美味しい、春菊のふたつの顔をお楽しみください。
春巻きにした春菊の葉は、油を吸ってとろとろに。揚げたてを、ハフハフしながら一口で食べてしまうのが、美味しい召し上がり方です。茎を使った春巻きは、木曜日に公開します。
【材料】(3本分)
- 春菊の葉 3分の2把分(上写真・左)
- コリアンダーシード 小さじ2
- 春巻きの皮 3枚
- サラダ油 大さじ4
- 塩 少々(お好みで)
【作り方】
1.コリアンダーシードは包丁の背で潰す。
2.ハルマキの皮の上に、春菊の葉を横一文字に、こんもりと置き、コリアンダーシードを散らし、ギュッときつめに巻く。
3.フライパンにサラダ油を入れ中火で温めたら春巻きを並べ、中火のまま、両面を揚げ焼きする。
4.皮から春菊の緑が見えるようになったら、油を良く切って三等分に切り分け、塩を添える。短時間で緑色になるので、よく見ていましょう。
さらに残った3分の1の春菊の葉は、白和えにしてみてはいかがでしょうか?
レシピはワインセラー ローゼンタール 公式サイト:白和え百名山で紹介しています。
【合わせたいお酒】
あつあつを食べたところに、
動画でも紹介しています!島田さんによるコツなども聞けます!
【バックナンバー】
1本目:原木シイタケと生ハム、ゴルゴンゾーラの春巻き
残りあと90本!!!
【プロフィール】
島田由美子:ドイツワインと野菜料理を楽しめる「ワインセラーローゼンタール」店主。春巻きはお店の定番メニュー。季節によって、中身が変わります。
ワインセラーローゼンタール
住所:東京都中央区銀座8-7-11 ソワレ・ド・銀座第2弥生ビル8F
☎03-3574-8758
営業時間: 18:30~23:00
休:日、祝
公式サイト
撮影/牧田健太郎 構成/松本朋子