【レシピ】料理家ワタナベマキさんの「私の愛するすり鉢レシピ」⑩
料理家という仕事柄、たくさんの器や調理道具をお持ちのワタナベマキさん。
そんなワタナベマキさんがこよなく愛しているのが「器としても使えるすり鉢」です。
今回使うすり鉢は、小鹿田焼のもの。
刷毛目という筆跡を残す技法で施された、素朴な模様が魅力です。
どんな料理にも合うのが特長で、前回はクミンとコリアンダーのサンボーラで使用しました。
ラムのミント和え
鉄分やビタミンが豊富なラム肉。爽やかなミントと合わせて、さっぱりとさせて食べやすく。
ナンプラーの旨味とレモンの酸味をプラスして、味を引き締めます。
【材料】(2人分)
ラムもも肉(焼肉用)…200g
ペパーミント…25g
にんにく…1/2片
ナンプラー…小さじ2
レモン汁…大さじ1
オリーブオイル…小さじ2
【作り方】
1.すり鉢にミントの半量とにんにくを入れてすりこぎなどですり混ぜ、ナンプラー、レモン汁を加えてなじませる。
2.フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、ラム肉を両面に焼き色がつくまで焼く。
3.1に2を加えて和え、残りのミントを添える。
「ラム肉の独特な香りが苦手な人にも、ぜひ試してもらいたい! パンにはさんでサンドイッチにしてもおいしいですよ」
前回の記事はこちらから(かぼちゃとドライトマトのクミンマリネ)
【PROFILE】
ワタナベマキ:料理家。グラフィックデザイナーを経て「サルビア給食室」として料理家の活動をスタート。著書多数。新刊は『ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ』(学研プラス)。
Instagramアカウントは@maki_watanabe
撮影/馬場わかな 文・構成/高田真莉絵