肌がくすんできた40代、50代の肌を綺麗に見せるのはズバリ赤みブラウンシャドウ！難しいテクいらずでくすみや血色不足、マンネリの目まわり悩みを解決できますよ。

オシャレ見えする赤みブラウンで若々しさもUP！

使いやすいブラウンシャドウはデイリーメークに最適と、20代から愛用している方も多いはず。ところが40代は目まわりがくすみ、まぶたがたるんでくるもの。20代の肌に合うブラウンを使うとくすみが強調され、大人女性の上質で知的な美しさを打ち消してしまいます。赤みブラウンはトレンドであると同時に黄み肌に馴染み、透明感を引き出す色。是非トライしてみて！

ilumini. 主宰。大人の上品なメークを得意とし女優やタレントから指名多数。自身も美ST 世代であり、バランスの良いトレンドメークの取り入れ方を教えてくれると評判。

ココがスゴイ①：赤みブラウンならくすみが目立たない！

王道のブラウンシャドウは黄みが強く、目のくすみを強調してしまうから顔色が沈んで疲れた印象に。血色に近い赤みブラウンはくすみを消し、夕方崩れても目立たず汚くなりません。コンサバから一歩垢抜けた印象にも更新。

ココがスゴイ②：赤みを太めブラシでのせれば簡単グラデアイが完成

仕上がりの美しさは道具次第。太めブラシなら自然なグラデーションやアイホールへのラメ重ねが簡単で綺麗。細ブラシは狭い範囲のぼかしに、チップはピンポイントで色をのせるときに使います。

左：涙袋など小さく狭い範囲に柔らかく色を入れたいときに。資生堂 シュエトゥールズアイカラーブラシ（S） ￥1,500（資生堂）、右：広い範囲に優しく色をのせたいときに。クリームやパウダー、あらゆるテクスチャーに使えて40代の凹凸したまぶたにもしっかりフィット。NANAME FUDE マルチ アイブラシ ￥2,800(SHISEIDO）

ココがスゴイ③：目元に血色が生まれるから、チーク代わりにも

顔色をよく見せるためにしていたリップやチークがマスクで隠れてしまう今、唯一見える目元で血色を足すのがスタンダードに。マスクを外したときもいきいき感をキープできます。

How to Make

①クリームシャドウをまぶた全体に広げてくすみをとります。眉頭下から鼻筋ラインまで広げ、彫りを深く。ヨレにくくする効果も。全アイメークのベースとして活躍。発色が良くなり、崩れにくくなります。アディクション ザ アイシャドウクリーム 005C ￥2,000（アディクション ビューティ）

②右から2番目の色を二重幅広めにP.100A のブラシで入れて、右から3番目のベージュ寄りのラメをまぶた全体に重ねて色を馴染ませます。使いやすいカラーと質感が揃う。ケイト デザイニングブラウンアイズ BR-6 ￥1,200 ※編集部調べ（カネボウ化粧品）

③➋のパレットの右から2番目の色を下まぶた全体にブラシでフワッと入れます。黒目の下に筆を置いてから左右に広げると黒目がちな眼差しに。涙袋など小さく狭い範囲に柔らかく色を入れたいときに。資生堂 シュエトゥールズアイカラーブラシ（S）￥1,500（資生堂）

④シャドウと同系色のブラウンベリー色のリキッドライナーで上まぶたのまつ毛のきわを縁取り、マスカラで仕上げを。インサイドラインはナシでOK。

2021年『美ST』1月号掲載 撮影／峠 雄三（人物）、五十嵐 洋（静物）　モデル／山田 優　ヘア・メーク／佐藤エイコ〈ilumini.〉　スタイリスト／鳥山悦代〈One 8 tokyo〉　取材／中田ゆき　編集／浜野彩希　撮影協力／BACKGROUNDS FACTORY