女優・山本舞香が“愛”を語る♡「この人のために何かをしてあげたい状態って、愛なのかな」
発売中の「bis」３月号で表紙を飾ってくれた女優・山本舞香ちゃんにインタビュー。今号のテーマに合わせて“愛”について語ってもらいました。
山本舞香ちゃんが愛しているもの
カーディガン¥68,000、ブラウス¥88,000、スカート¥92,000／すべてレッドヴァレンティノ(レッドヴァレンティノインフォメーションデスク)
――今号のテーマは”愛“です。舞香さんが愛しているものは何ですか？
愛しているといえば、やっぱり愛犬になっちゃいますね。2歳のマルプー(マルチーズとプードルのミックス犬)と1歳のティーカッププードルの2匹を飼っています。飼ったきっかけは、一目惚れ。ティーカップちゃんが来てから、マルプーちゃんが急にお姉さんっぽくなったんですよ。「あなたが甘えていいのよ」みたいな態度をティーカップちゃんにするようになって、甘えてこなくなった。でも、ティーカップちゃんが手術で１週間くらい家にいなかったときには、マルプーちゃんはすごく甘えてきたんですよ。自分より小さい子が新しく家に来たから、自分はお姉さんだと役割を理解して我慢していたけど、本当は甘えたかったんだろうなって思ったら、めちゃくちゃ愛おしくなりました。
――可愛い！ 人間の子どもみたいですね。
ウチのチビ達には、鈴入りの猫用のボールを投げると持ってくるという特技があります。2匹ともかなり楽しいようで、何時間も止まらない。ボールを隠さないと、「もっと投げて！」「早く投げて！」と何回もお願いされます。ボールを投げている私の腕が筋肉痛になるほどです。かまってほしいときには、「遊んで」と私の服を噛むのですが、たまに服と一緒に皮膚まで噛むんです。結構痛いんですよ……。特にボール遊びをした後だと、興奮して遊べ遊べとうるさいのですが、それも含めて可愛いです。まだ1歳と2歳で若いので、家の中を2匹でぐるぐる元気に走り回っていますね。たまに喧嘩もしていますけど、くっついて寝ている姿を見ると、幸せな気持ちになります。
――2匹と一緒に寝たりするのですか？
一緒にベッドで寝ています。だいたい足元にマルプーちゃんがいて、私の腕の中にティーカップちゃん。私が寝返りをうって起こしてしまったらかわいそうなので、私は仰向けか横向きどちらかの姿勢で、なるべく動かないように寝ています。チビ達は朝お腹が空くと、私の頭をガリガリひっかいたり、ベロベロ顔中を舐めまわして起こしてきます。まだ眠くて起きられないときには毛布に隠れますが、チビ達は隙間を見つけて器用に毛布に潜り込んでくる。だから、もう観念して布団から出て、チビ達にご飯をあげて、私は二度寝します(笑)。
自然に集まってしまう、愛するもの
ブラウス¥22,728／バラックルーム サングラス¥38,000／メガネアンドミー(ハルミショールーム)
――そんなに可愛がっていると、犬グッズなどもたくさん買っちゃいそうですね！
買っちゃいますね。洋服もオモチャも買っちゃう。先日、モンクレールで犬用のダウンジャケットを見つけたのですが、すごく可愛かったんですよ。今は買おうかどうしようか悩んでいます。
――犬用品以外に偏愛するものやコレクションをしているものはありますか？
コレクションというほどではないのですが、服も靴も好きで衝動買いをするので自然に集まっちゃいますね。瞬間的に「これ可愛い！」と思ったら、もう買っちゃいます。そこまで頻繁ではありませんが、普段買わないようなブランドの商品でも、一目惚れをしたら即決です。決断はかなり早いですね。実店舗はもちろん、ネットショッピングもよくします。最近買ったものは、プラダのブーツとバッグと帽子かな。
愛は生きていくモチベーションにもなる
――愛するものについて聞いてきましたが、”愛“とはどういうものだと思いますか？
うーん、難しいですよね。たとえば、なぜか放っておけない人っていませんか？ 私は狭く深く関わるタイプですが、何かを相談されたら、自分が忙しくても「この人のために何かをしてあげたい」「自分のことよりもこの人について考えている」状態って、愛なのかなって思います。
――舞香さんは、愛したいタイプに感じます！
愛されるとうれしいけれど、あまりにも尽くされたり、かまわれすぎたりすると「もういいから！」ってなっちゃうかも……。相手にもよりますけどね。基本的には自分がいろいろやってあげたいですね。頼ってほしいタイプかもしれません。私は愛するチビ達のために働いているのですが、愛って生きていくモチベーションにもなりますよね。チビ達に可愛い服を着せるために仕事をもっとがんばろう、大好きな友達と夕飯を一緒に食べられたから、明日も1日がんばれるって思えます！
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Photo_Teruo Horikosh(iTron) Styling_Yuka Sakakibara Hair & Make-up_Nozomi Kawashima(io) Interview text_Akiko Takada Text & Edit_Megumi Shimbo Cooperation_BACKGROUNDS FACTORY