コロナの影響であまり旅行に行けない今だからこそ、国内の魅力に目を向けたり、とにかく自然に触れたいと感じている人も多いはずです。そんな人にお勧めしたいプロジェクトサイトがあります。

それは、朝日新聞社の環境プロジェクト『SATO〜次世代に残したい 里〜』。人と自然が共存する中で育まれてきた日本の里ですが、環境の変化や高齢化、過疎化などの問題により、年々その美しい風景が失われつつあります。そんな日本の里を守っていくために、サイトを通して里の魅力を発信し、特に若い世代が、環境に対する関心持ち、議論が生まれるきっかけとなることを目指すプロジェクトです。

このプロジェクトをサポートしているのが「パーペチュアル プラネット」イニシアチブ※1など、世界中で環境保護のために活動する人々や団体を支援している、腕時計ブランドの〝ロレックス〟。

このサイトでは、現在「福島県・猪苗代湖」 「長野県・遠山郷」「東京都・小野路」「岩手県 厳美・萩荘」「 滋賀県 円山・ 白王」など、それぞれの里の風景を美しい写真や映像とともに紹介されていますが、すでに多くの反響が。そして今後も、朝日新聞社が2008年に選定した「日本の里 100選」(※2)の中から、選考委員によって選出された里を、定期的に取材されるそうなので引き続き注目です。

選考委員の一人、 本プロジェクトでナビケーターを務める、あん・まくどなるど氏(上智大学大学院地球環境学研究科教授)

また新たなプロジェクトメンバーとして、2007年よりWFP(国際 連合世界食料計画)の日本大使を務めるモデルの知花くららさんも参画。日本の里に強い関心を寄せる知花さんは、今後、取材への参加も予定されています。  

 

今後も『SATO〜次世代に残したい 里〜』プロジェクトから、多彩な里の魅力が発信されていきます。
このプロジェクトサイトを通して、きっと日本の里の素晴らしさを再認識できるはず。綺麗な写真を見ながらの、バーチャル旅としてもお勧めのサイトです。ぜひ今すぐチェックしてみてください。   

 

※1　ロレックスが2019年にスタートした環境保護への取り組み。ナショナルジオグラフィック協会とのパートーナーシップによる気候変動調査「エクストリーム エクスペディション」、世界的な海洋生物学者のシルビア・アールの海洋保護活動「ミッション・ブルー」のサポート、人類の未来のために独創的なプロジェクトに取り組む個人を支援する「ロレックス賞」という3つのプロジェクトにより構成されている。

 ※2　 朝日新聞創刊130周年と森林文化協会の創立30周年を記念して実施した取り組み。