”マシュマロ”野呂佳代さん「この体型を生かして女っぷりが上がるオシャレに挑戦していきたい」
グラビア界&アイドル業界のマシュマロのレジェンドたちがなんともうSTORY世代!いろんなことに葛藤しながらも”自分らしさ”を貫いて今なお輝き続けている彼女たちは本当に素敵です!【磯山さやかさん編】に続いて今回は、バラエティ番組などでも活躍中の野呂佳代さんです。
ここ数年大人気のジレ、ロンTやTシャツ合わせも素敵だけどキャミ合わせで潔く二の腕出すコーデもスタイリッシュでカッコよい! ベージュのワントーンコーデなら簡単に旬な雰囲気に。ジレ¥26,000(A_)キャミソール¥9,000(エトレトウキョウ)パンツ¥1,500(ユニクロ)パンプス¥25,000(ツル バイ マリコ オイカワ)ブレスレット¥13,000(フィリップ オーディベール/プルミエ アロンディスモン)
「マシュマロ感を生かした大人スタイルに挑戦したい」
子供の頃からアメリカドラマが大好きで、その中に出てくるちょっとふっくらとした女の子たちにとにかく憧れていたんです。小中高からどちらかというとマシュマロ体型でしたが、痩せたいと思ったことは一度もなく、アメリカの女の子みたいになりたい! そう思っていました。
アメリカへの憧れはさらに膨らみ「GAP」のアルバイトにも挑戦。〝大きい(体型)をカッコよく提供する〞そんな考えに共鳴し、私もそうありたいと思っていました。
が、その後A KB48に合格した当時は世の中の美しい=細くてスタイリッシュ。そんな流れの中でも私は変わらずマシュマロ体型で……。細くてスタイリッシュなメンバーと並ばないといけない日々。〝痩せなきゃ〞と精神的に追い込まれ本当に辛い時期が続いたのですが、ふと〝自分は自分でいい〞と吹っ切ったら急に気持ちが楽になって。
痩せることにパワーを使うのではなく、この体型を生かしながらどうしたらダンスがカッコよく踊れるかなんてことに意識が向けられるようになりました。素の自分を見せていくことで逆に応援してくれるファンの方々も徐々に増えてきて。それからは自分らしくでいい! そう思えるようになりました。
30代後半になった今私の憧れは〝アシュリー・グラハム〞。彼女の生き方やファッションは本当に大好き。私も彼女のように自分の体型にポジティブで自分らしく生きていきたいです。そしてこの体型を活かした女っぷりが上がる大人ファッションにどんどん挑戦していきたいです。
そんな野呂さんが挑戦した、マシュマロを生かしたコーディネートとは?
この春は、ジャケット&デニムをかっこよく!
インナーをTシャツにすると〝アメリカン〟な感じに転んでしまうから、ここはあえて少し甘さのあるブラウスをONして大人っぽい雰囲気に。チェーンバッグでさらに女っぽさをプラス。ジャケット¥46,000(シーオール×デミルクス ビームス/ビームス ハウス 丸の内)バッグ¥19,000(ファリーナ/ビームス ライツ 渋谷)ブラウス¥16,000(イエナ/メゾン イエナ)パンツ¥1,990(ユニクロ)ピアス¥69,000※片耳価格(オー/ハルミ ショールーム)キャミソール/スタイリスト私物
撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY) モデル/野呂佳代 スタイリスト/竹村はま子 ヘア・メーク/MAKI 取材/澁谷真紀子 ※情報は2021年3月号掲載時のものです。