フジテレビ新たな朝の顔! 井上清華アナの1日に密着

時代が変化しているとはいえ、今でも学生の就職先・人気企業ランキング上位の常連といえばテレビ局。今回JJでは、数あるテレビ局の中でも、「めざましテレビ」や「月9」など、JJ読者からも人気の高いフジテレビをフィーチャー。アナウンサーの働き方のリアルを追った記事や、現場で働く同世代の女性に密着した記事を配信していきます。

初回は、今春から「めざましテレビ」のメインキャスターとなる井上清華さんの1日に密着。忙しそう? プライベートの時間はあるの? など、みなさんが気になるアレコレを聞いてみました。

井上清華アナウンサーのプロフィール

井上清華

1995年生まれ、福岡県出身。青山学院大学在学中には、ミス青山コンテスト2015のファイナリストに選出。2018年、フジテレビに入社。2021年春からは、「めざましテレビ」のメインキャスターに就任する。

井上清華アナウンサーの1日に密着

① AM2:30
起床、簡単に作れるスムージーを

「めざましテレビ」出演の日は、2時30分頃に起床。身支度をととのえて、スムージーでから出社します。朝はバタバタしてしまうので、水を注ぐだけで完成するスムージーは最高の時短アイテムです!(笑)。眠くてたまらない時は、スムージーをコーヒーに変更することも。

② フジテレビに到着

自宅で簡単な発声練習とストレッチをしてから出社。ここからメイクをして徐々に本番モードに。


③ OA前の準備中

メイクが終わったら4時過ぎから打ち合わせ。新聞各紙に目を通し、資料チェックしてOAに備えます。

④ AM5:25
OAスタート

「明るい話題も様々な問題も、“正確に伝えられる”よう努めています。新聞を読んだり、アナウンサーの先輩やディレクターと話して、その事象の背景まで理解するよう心がけています」

 

⑤ AM8:30
OA終了後、持参したおにぎりで朝食

「めざましテレビ」の放送後に朝食。健康のためになるべく自分で作ったものを食べようと思い、おにぎりを持参しています。お湯を注ぐだけで完成するお味噌汁も一緒に。

井上アナに聞いてみた 〜プライベート時間編〜

Q1. 忙しそうなイメージがあるのですが、お休みや自分の時間はありますか?

週に1〜2回はきちんとお休みがあります。「めざましテレビ」が終わってから、収録や取材がなければ、しっかり自分の時間が持てます。美容院やネイルサロン、映画館や美術館も、平日の日中は空いていることが多いので、それは早朝番組担当ならではのお得なポイントだと思っています。

Q2. 時間が空いたらなにをしていることが多い?

大学時代に西洋美術を専攻していたこともあって、気になる展示があれば美術館もよく行っていました。あとは、友人とランチに行くことが多いかな。アフタヌーンティも好きです。コロナ禍でなかなか今は行けてないのが残念です…。職業柄、美容院に行く回数は多いかもしれません。できれば3週間に1回くらいは行きたいと思いつつ、結局月に1回くらいの頻度で通っています。

Q3. プライベートの時間は誰と過ごしていますか?

コロナ禍で、ひとりで過ごすことが多いのですが、それまでは学生時代の友達とランチに行ったり、カフェでお茶したりすることもありました。ただ、時間が不規則な仕事ですので、会社の同期や先輩、後輩と出かけることが多いですね。

Q4. 「おうち時間」はどのように過ごされていますか?

家にいることが本当に増えたので料理をすることが増えましたし、奮発して家電にお金をかけてみたりもしました。掃除機と空気清浄機を買ったのですが、良いモノに変えるとやっぱり違うなって(笑)。あとは常にお花を飾るようになり、昔はすぐ枯れさせていたのが最近は枯れなくなってきました。長く時間を過ごす家の中が少しずつ彩り豊かになってきたような気がします(笑)。

Q5. 体のケアで気をつけていることは?

やらなきゃ! とは思いつつ、運動が苦手で…。週に一回、整体に通って体をメンテナンスしているつもりになっています。一度寝違えてしまった時に整体へ行き、自分の体がすごく疲れていたことを実感して。それ以来週に一度、体調維持の為に通っています。

井上アナに聞いてみた 〜仕事について編〜

Q6. 入社時の目標が「めざましテレビ」のメインキャスターだったという井上さん。3年目にして目標を叶えた今の心境は?

すごく嬉しい反面、大きな責任も感じています。これまではずっと先輩に分からないことを聞いたり頼ったりしていたので、メインキャスターという立場になると思うと不安もあります。本当に嬉しい気持ちと同じくらい不安がある感じです。

Q7. これまでのキャリアの中で、井上さんご自身が思う強みやアナウンサーとしての個性ってどんな部分だと思いますか?

難しいですね…。みなさんそれぞれに個性があるので、それに比べて自分のこととなると分からなくなってしまうのですが、「なんでも楽しんでいて、前のめりなのがいい」と言われたことはあります。例えば情報番組でイベントや食べ物を扱うコーナーのリポートをするときも、前のめりに質問をしていて、「一緒に番組を作ろうとしている姿勢がよかったよ」と。

自分で気をつけているのは、出来る限りの準備はして仕事に臨むこと。それでも足りなかったと反省することは多いけれど、「私ってこんなに仕事が好きだったんだな」って自分で驚くくらい、プライベートの時間も仕事のことを考えしまいます。

Q8. フジテレビの「朝の顔」と呼ばれることもあるように、井上さんが局のイメージを背負う部分もあると思います。視聴者に対してどんな存在でいたいですか?

これまでの先輩方が築き上げてきたイメージを引き継ぎたいとは思いますが、真似をしようと思ってもなかなかそうはなれないので…。

朝の時間は慌ただしく、コロナ禍で憂鬱な気持ちを抱えている方もいると思います。見てくださる方に気持ちよく見てもらえて、たまにはクスッと笑顔になってもらえる、そんな存在でいられたらいいですね。ひとり暮らしの方にも「めざましテレビ」をもうひとつの家族のように思っていただけたらうれしいです。出演者はみんな、心を込めて「おはようございます」とあいさつをしています。今春からの「めざましテレビ」、是非ご覧ください。

いかがでしたか? 4月からフジテレビ「めざましテレビ」のメインMCに就任する井上清華アナウンサーへのインタビュー第一弾では、1日の流れやプライベート時間の使い方、そして仕事への想いを伺いました。

次回は井上アナウンサーの「就活メイク」について伺います。3月19日更新ですのでお楽しみに!

撮影/佐々木大輔 取材/望月優夢 編集/岩谷 大