洋服のプロが「ニットのケア」のお悩みに答えます!
この冬ヘビーユースしたニット、次の秋冬もまた活躍してほしいですよね。「Shinzone」のディレクター染谷真太郎さんに教わるニットのケア方法、今回はQ&Aで扱い方を伝授します。きちんと手をかければお気に入りにニットが長く着こなせますよ。
自宅でニットを洗う方法はこちら!
教えてくれたのは…
染谷真太郎さん
今年3月に20周年を迎えたShinzone、Preloved、ミドリコーヒ のディレクター。心に染みる写真と文章が印象的なインスタグラムは必見。
Q.ニットを扱ううえで気を付けるべきことは?
ニットはハンガーにかけると伸びてしまうので、たたんでしまうようにしましょう。また飲食店などでニットに匂いがついてしまった場合は、ハンドスチーマーなどをかけるのがオススメです。太めのハンガーにニットをかけ、湯気がもくもくした浴室にしばらく置いて、蒸気を吸わせてから乾燥させても同じような効果があると思います。
Q.クリーニングから戻ってきたニットのしまい方は?
ビニール袋から出して、必ず防虫剤とともにしまいます。防虫剤はドラッグストアとかで気軽に買える物でよいと思います。
Q.ニットがほつれてしまったときは?
無理にいじろうとせず、ニット修理専門の「ニット青木」などで修理するのがオススメです。
Q.白いニットを長く着るための扱い方は?
白いニットは長いこと着ていないと黄ばんだり茶ばんだりします。適度な頻度で着て、風にさらすことが大切だと思います。適度に手洗いしたり、クリーニングに出してケアしてください。
Q.ニットを着る冬の時期に気をつけておくことは?
ダウンジャケットの中にニットを着ると静電気で羽がついてしまうので、ニットの上にはウールのコートなどを羽織るようにしています。
Column 読者・ゴールデン綾子さんは優秀毛玉取り器でニットをケア!
ゴールデン綾子さん
「ニットに毛玉がつくとお気に入りも手に取るのを躊躇しちゃいますよね。ネットサーフィンでみつけた”TORRASの電動毛玉取り“は優秀です。とってもキレイに取れるので安心して長く着られます。子供たちも毛玉がついてしばらく着なかったニットをまた着てくれるようになりました。充電式なのも手軽でいいですね」。
撮影/杉本大希 取材/見学裕己子