洗濯機のおすすめ13選【2021年最新版】Amazon人気モデルの選び方
日々の生活に欠かせない家電の一つである洗濯機。最近は乾燥機能がついたものや洗剤を自動投入してくれるものなど、新しい機能が続々と登場しています。今回は家電に詳しいライターが、「ドラム式洗濯機」「縦型洗濯乾燥機」「全自動洗濯機」の種類別にご紹介。乾燥性能や洗浄力、値段など、それぞれ特徴やメリットが異なるため、この記事を参考にご自身の希望に合った1台を探してみてください。
【ドラム式洗濯機】
乾燥機能つきも多く、節水で衣類が傷みにくいのが特徴
ドラムを回転させることで衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」で汚れを落とします。衣類の絡みが少ないので生地が傷みにくいのが特徴。縦型に比べ使用する水の量が少ないので節水もできます。最大のメリットは乾燥機能で、短時間で乾く上にふんわり仕上がります。
1.パナソニック ななめドラム洗濯乾燥機 NA-VX900B
洗濯・脱水11kg /乾燥6kg
分け洗い不要! 汚れ移りを防ぐ「2度洗い」モード
本洗いの前に予洗いを行う「2度洗い」モード搭載。予洗いで汚れを落とした後、一度汚れた洗剤液を排水。その後、新たな洗剤とキレイな水に入れ替えて本洗いするため、汚れた衣類とキレイな衣類を一緒に洗っても汚れ移りが気になりません。乾燥は除湿+低温風で乾かすヒートポンプ方式を採用。衣類の縮みや傷みが少ない上に、ヒーター式よりも電気代がかからず経済的です。
2.シャープ ES-W113
洗濯・脱水11kg /乾燥6kg
日常的に使うからこそ嬉しいお手入れ楽々機能
洗剤の自動投入機能は便利な半面、投入口の定期的なお手入れが必要。しかし、こちらの洗濯機はなんと半年に1回程度のお手入れでOK。洗剤と柔軟剤に水を混ぜて混合水として投入、洗濯ごとに洗剤経路に水が流れて洗剤詰まりが抑えられます。また、乾燥フィルターも自動お掃除機能付き。洗濯槽もボタン1つでプラズマクラスターイオンが放出され、カビ菌の繁殖を抑えてくれます。
3.日立 ビッグドラム BD-NX120FL
洗濯・脱水12kg /乾燥7kg
時速約300キロの高速風でアイロンいらずの仕上がりに
乾燥のみならず、アイロンがけまで洗濯機が代わってくれる時代に。大容積のドラムで衣類を大きく舞い上げ、高速風を吹きかけることでシワを伸ばしながら乾かしてくれるので、アイロンをかけなくてもそのまま着られます。アイロン機能だけの「スチームアイロン」コースがあるのも便利。シャツ1枚ならたった5分でシワ伸ばしと消臭を行ってくれるので、出勤前やお出かけ前にも使えます。
4.東芝 ZABOON TW-127X9
洗濯・脱水12kg /乾燥7kg
ナノサイズの泡で繊維の奥までしっかり洗える
洗浄成分を吸着した小さな泡=ウルトラファインバブルが繊維の隙間に入り込み、繊維の奥の汚れまで洗浄してくれます。温水と組み合わせれば、枕などの頑固な黄ばみ汚れまでキレイに!ウルトラファインバブルはすすぎでも大活躍。繊維に残った洗剤を吸着し、従来の回数・水量でよりしっかりすすぐことが可能。柔軟剤も奥まで届けてくれるので、柔らかく香り高い洗い上がりを実現します。
5.シャープ ES-S7F
洗濯・脱水7kg /乾燥3.5kg
一人暮らしやマンションにおすすめのコンパクトドラム
「ドラム式洗濯機が欲しいけど広いスペースがない…」とお困りの方におすすめのコンパクト型。真下排水対応、低騒音設計と、どんなお部屋にも置きやすいよう設計されています。もちろん、サイズは小さめでも機能は充実。おしゃれ着や時短などのベーシックなコースに加え、制服やジャケット、ブーツなど、お家で手入れしにくいものを除菌・消臭できるコースも備えています。
【縦型洗濯乾燥機】
洗浄力が高く、手を出しやすい価格なのがポイント
たっぷりの水を使い、水流と衣類同士の摩擦による「もみ洗い」で汚れを落とします。こすり合わせて汚れを落とすため、洗浄力が高いのが特徴です。半面、衣類が傷みやすいというデメリットも。ドラム式と比べると手を出しやすい価格です。乾燥はヒーター式が基本。
1.パナソニック NA-FW100K8
洗濯・脱水10kg /乾燥5kg
濃密泡と立体的な水流が生むパワフルな洗浄力
洗剤を素早く泡立てて作る「濃密泡」を繊維の奥まで浸透させ、泡で包みこむことで汚れを浮かせて洗い落とします。洗濯槽の底には外周に近いほど高くなる大きな3枚羽根を搭載。回転すると高低差により大きなうねりが起こり、立体的な水流が発生。この立体水流が衣類を上下左右に動かし、ムラなくしっかりと洗い上げます。衣類に優しい低温乾燥機能が付いているのも嬉しいポイント。
2.シャープ ES-PW11E
黒カビを侵入させないステンレス穴なし槽
洗濯槽に穴が開いていないため、外側や底裏についた黒カビ、汚れが槽内に侵入するのをブロック。清潔な水で洗濯ができます。しかも節水効果もあるというから驚き。1回の洗濯で約35リットルも節水できます。ハンガーにかけた状態で乾かせる「ハンガー乾燥」も魅力。シワになる心配なく、体操服であれば15分とスピーディーに乾かせるため、梅雨の時期に重宝します。
3.東芝 ZABOON AW-8V9
洗濯・脱水8kg /乾燥4.5kg
3パターンの水流でもみ・押し・ほぐし洗いを実現
底のカーブした羽根とモーターで作る立体的な「ザブーン水流」。羽根の回転・反転速度を変えて起こす水流で「もみ洗い」、衣類を引き込む水流と押し上げる水流で「押し洗い」、小刻みに動かして起こした水流で「ほぐし洗い」をし、衣類の汚れを芯から落とします。落ちにくい汚れには、温風で水と衣類を温め、洗浄効果を高める「温か洗いコース」がおすすめ。黄ばみも予防してくれます。
4.日立 ビートウォッシュ BW-DX90F
洗濯・脱水9kg /乾燥5kg
洗剤の投入も汚れ具合に合わせた洗い方も自動でお任せ
洗剤や柔軟剤は洗濯機が適量を自動で投入。毎回はかる手間が省ける上、入れすぎる心配もなくなります。タンクは分解できるので、お手入れも簡単です。洗い方や洗濯時間をAIが自動で見極める「AIお洗濯」搭載。汚れの量が多い場合は時間を延長してしっかり落としてくれたり、水温や水の硬度に合わせて洗剤量まで調節してくれたりと、細かな設定なしでキレイに仕上げてくれます。
【全自動洗濯機】
乾燥機能の有無が縦型との違い 一人暮らしならこれで十分
洗濯方法は縦型洗濯機と同様ですが、乾燥機能が異なります。「風乾燥」という簡易乾燥機能がついたモデルもあれば、乾燥機能がついていないものも。その分、一番安価で小型のもの多いので、一人暮らし世帯にはおすすめのタイプです。
1.パナソニック NA-FA100H8
洗濯・脱水10kg
食べこぼしから泥汚れまで! 多彩なコースであらゆる汚れに対応
様々な汚れを落とす、多種多様なコース搭載。たっぷりの泡と大水流シャワーで落とす「パワフル滝洗いコース」はケチャップなどの食べこぼし汚れに最適。油汚れや皮脂汚れに効果的な「温風つけおきコース」、つけおきと攪拌を繰り返して泥だらけの衣類もキレイにする「泥汚れつけおきコース」など、落ちにくかった頑固な汚れも、汚れの種類に合わせた洗い方でしっかり落としてくれます。
2.日立 シャワー浸透洗浄 白い約束 NW-70F
洗濯・脱水7kg
部屋干し派必見! 干し時間が短縮できる「風脱水」
乾燥機能はないものの、高速回転で空気を取り込み、布ほぐしを行いながら衣類の水分を飛ばす「風脱水」機能つき。干し時間の短縮が可能で、なかなか乾かない部屋干しのお悩みが解消されます。他にも、脱水後に洗濯槽に張りついた衣類をほぐす「ほぐし脱水」や、蓋が180°に開き、たまったゴミが取り出しやすい糸くずフィルターなど、日々の小さなストレスを解消してくれる工夫が満載です。
3.AQUA Prette AQW-GVX90J
洗濯・脱水9kg
面倒な部分洗いも超音波の力を借りれば手間なくキレイ
部分洗い用の超音波ホーン一体型の洗濯機が登場。手洗いやブラシでの予洗いが必要だった頑固な部分汚れも、超音波洗浄なら即解決。超音波ホーンに衣類を軽く押し当てながら左右にずらすだけで部分洗い完了! 超音波の振動が汚れを分解し、ワイシャツのエリ汚れならたった30秒で落とせます。手を汚さずに部分洗いができ、衣類へのダメージも手洗いより少ないというメリットだらけの機能です。
4.アイリスオーヤマ IAW-T803BL
洗濯・脱水8kg
機能性はもちろんデザイン性にもこだわる人におすすめ
特徴的なのがこの見た目。他にはあまりないオールブラックカラーで、ランドリースペースがシックな雰囲気に様変わりします。上質なガラストップデザインも洗練された印象を後押し。もちろん見た目だけでなく、使いやすさも◎。洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を個別に設定でき、自分好みの洗い上がりにすることができます。槽洗浄に加え槽乾燥機能もついていて、メンテナンス面も言うことなし。
いかがでしたか?AIが自動で洗い方を選んでくれるものや、アイロン代わりの機能がついているものなど、日々進化を遂げている洗濯機。この記事を参考に、ご自身のライフスタイルにぴったりの製品を見つけてみてください。
取材/伊藤 梓 編集/菅谷文人(CLASSY.ONLINE編集室)