初心者ファミリーにベストなテントを探せ!【クイックキャンプ編】

Martファミキャン部のライター湊谷明子が初心者向けのテントを探すシリーズ。さて、ダブルウォール、ワンポールときて、続いて挑戦するのは、ワンタッチテントです。ワンタッチテント……ともかく簡単そうな響きですが、一体どんなテントなのでしょうか。実際に建ててどんなテントなのか試してみました。

クイックキャンプの「ワンタッチテント」を張ってみました!


クイックキャンプ  ダブルウォール ドームテント ラージ 4人-5人用 タンQC-HL270
幅270×奥行220+70×高さ140cm、¥14,800

おしゃれなのにコスパのよいアイテムが揃う「クイックキャンプ」。Martのキャンパーさんにもファンが多いのではないでしょうか。そのクイックキャンプさんから出ているワンタッチテントということで、期待値も高まります。ほかの形のテントとどう違うのか、袋から出してみました。

収納サイズは?


テント本体(ロープ付き)、ハブカバー、ペグが入っています。ハンマーは付属していません。ほかのテントに比べて中に入っているものが少ない印象!

中に入っているものは?


テント本体(ロープ付き)、ハブカバー、ペグが入っています。ハンマーは付属していません。ほかのテントに比べて中に入っているものが少ない印象!

テントにフレームがくっついていました

中央のハブ(骨組み)を中心に地面に広げた後、テントの中に入ってハブを持ち上げます。

中に入り、中央のロープを下に向かって引っぱると、ぐーんとテントが開きます。感覚的には大きな傘を広げたかのよう。テントが開ききったらストッパーを引き上げます。

テントの四隅にペグを打って固定します。風が強いときは外ロープでペグを打って固定します。

傘のようにひょいっと建てられるテントでした!

あっという間にテントが立ち上がり、ペグを打って固定したら完成。大きな傘を広げたな、というかんじで本当に簡単でした! 普通のテントはフレームを取り付けて、立ち上げて、フライシートを被せるのですが、その工程がひとつで済んでしまうのはびっくり。

 

自然になじむタンのカラーがおしゃれ。空気を通すベンチレーションが備わります。

雨の日はてっぺんに付属のハブカバーを取り付けて使うとのこと。こちらはハブカバーを取り付けている画像です。

入り口には網戸と扉をしまっておけるパーツが備わっているので、邪魔になりません。

一瞬で立ち上がったわりに4~5人がゆったりは入れるサイズ感がうれしい。手足を伸ばして寝っ転がれます。キャンプはもちろん、緊急時にもひとつ持っておきたくなる手軽さです。

サイドには「QUICKCAMP」のロゴがありました。かわいい。

一瞬で建てられるテントは緊急用にも持っておきたいほど手軽

いろんな工程を省いて、ひょいっとロープを引くだけで立ち上がるワンタッチテント。キャンプ業界も初心者向けに研究しているのだな~と感動しました。これならママだけのデイキャンプでも手軽に持って行って、お昼寝の場所や荷物を置くスペースをすぐに建てることができますね。手に取りやすい価格も、最初の一張にぴったりだなと思いました。

【詳しくはこちら】
QUICKCAMP  https://quickcamp.jp/

撮影/山下忠之 取材・文/湊谷明子