近藤千尋さん「無理せず地に足を着けたほうが楽しい」
10年前の東日本大震災は、不測の事態にも子どもを守れるようにとヒールをやめたり、会社に置き靴をしたり、ママたちの足元への意識を大きく変えるきっかけにもなりました。母となった今こそぺたんこ靴が欠かせないというママたちにその想いを取材しました。今回はママになって、いざとなったら踏ん張れるぺたんこ靴を選ぶようになったという近藤千尋さんを特集。
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❝背の低さを気にして履いていたヒールより、いざとなったら踏ん張れるぺたんこを選びます❞
ニット¥39,600(アカネ ウツノミヤ/ブランドニュース)スカート¥23,100〈Ballsey〉バッグ¥21,000〈CAROL J.〉(トゥモローランド)その他/モデル私物
「この春、長女が入園。まだ雰囲気を探り中な今はスニーカーよりも、楽ちんだけどきちんと見えるLOEWEのダービーシューズが活躍しそう。」
母になって4年。それまで少しでもスタイルをよく見せたい一心でヒールが手放せなかったのに、今や足元はつねにぺたんこ靴に。子どもが急に走り出した時、自転車が倒れそうになった時、踏ん張りが利くことがどれだけ大事か知った今でもスタイルを良く見せることを諦めたわけではありません。以前は「小柄な自分に似合うのはスキニー一択」と思い込んでいたけれど、ぺたんこ靴だからこそいろんなアプローチを試すようになり、おしゃれに変化も。ぺたんこ×ハイウエストのバランスを習得したことで似合わないと思っていたワイドパンツやロングスカートが着こなせるようになったり、ヒールだと古く見えてしまうクロップド丈パンツもぺたんこ靴なら今っぽくなることに気づいたり。さらに最近は子どもの成長とともに公園用のスニーカーだけでなく通園やお出かけはバレエシューズやサンダル、と行き先に合わせてぺたんこ靴のジャンルも増加中。頑張ってヒールで背伸びをしていた頃の自分も好きですが、「そんなに無理せずに地に足を着けた方が、選択肢が増えて、もっとおしゃれが楽しくなるよ」と教えてあげたいですね(笑)。
◉行き先別で
ぺたんこ靴のバリエも!
スニーカーでも泥んこになっても良い公園用、子連れお出かけ用と細かく分類。ステラの白スニーカーはおしゃれしたい日に。母になってから取り入れるようになったタビはシーンを選ばず活躍。
【PROFILE】
モデル・タレント
近藤千尋さん
モデル。1989年生まれ。お笑い芸人トリオ・ジャングルポケット太田博久さんと結婚し、4歳と1歳、2人の女の子ママに。
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撮影/花盛友里 ヘア・メーク/川村友子 取材・文/増田奈津子 撮影協力/伊波那津子 編集/太田彩子
*VERY2021年6月号「【大特集】決定!「ぺたんこ」上手な私たちの夏の足元大賞 PART2|母の覚悟と、それぞれのぺたんこ物語」より。
*掲載中の情報は誌面掲載時のものです。商品は販売終了している場合があります。