日用品や便利グッズなど何でもそろうDAISOですが、今年発売されたインナーがコスパも機能もかなり高いってご存じでしたか？　10年ぶりに開発したとバイヤーさんもイチオシするキャミソール3種をご紹介します。

市場最安値！　330円の機能性インナーを本気で開発

接触冷感や速乾、消臭などの機能や、ストレッチ素材やコットン製など素材にこだわったキャミソール。衣料品店でももちろん買えますが、これをDAISOでは330円で販売！　メーカー調べでは、市場最安値とのこと。
「DAISOとしてインナーに力を入れるのは10年ぶりです。以前はブラジャー含め下着関連販売していたのですが、雑貨強化のため取り扱いカテゴリを絞る際に縮小しておりました。今回、品質・価格ともに他ではなかなか真似できないレベルのものが仕上がったため、満を持して10年ぶりの再登場となります」（DAISOバイヤー）
実際に、接触冷感、吸水速乾、コットンの3種をライターがお試し。2週間このインナーだけをローテーションで着て過ごしました。

【3種共通】ストレッチ素材で着心地がいい

接触冷感と吸水速乾はパッケージに「ストレッチ」と明記してあるように生地に思ったより伸縮性があり、着脱しやすかったです。また、コットンもバイヤーさんによると「綿95％とかなりの高混率ですが、着脱しやすい伸び感にこだわりました」とのこと。着心地と伸びの良さを両立しています。では個別の特徴をチェックしてみます。

【1】ひんやり冷たい。接触冷感インナー

まずは、夏にうれしい接触冷感インナー。どの程度冷たいのかが気になりましたが、着た瞬間に「冷たい！」というよりは、日常動いていてふとしたときに「あ、ひんやり」と感じるようなイメージ。気温が高い日はこれを着るようにして快適に過ごしました。洗濯しても肩紐が伸びず、接触冷感やストレッチの機能が失われることもありませんでした。

【2】さわやかドライ。吸水速乾インナー

吸水速乾インナーは、生地がすごくさらっとしていて薄く、こちらも夏の下着にぴったり。ジムに行く日、取材やリサーチのため歩き回る日に着ていました。洗濯後も、晴れた日のべランダであれば1時間、室内干しでも2時間程度で乾いていて、梅雨時季にもうれしい速乾性がありました。

【3】肌にやさしい。コットンインナー

こちらは、綿高混率のコットンインナー。肌にやさしく、触り心地も良い生地です。接触冷感や吸水速乾とはデザインも少し違って肩紐が長め。背中の空きが大きい服を着ても影響が出にくくなっています。消臭素材を使用していて、汗をかいてもにおいが気になりにくいと感じました。

正直、330円のインナーってどうなんだろう？と最初は思いましたが、どれも着心地よく、それぞれの機能を最大限に生かした毎日着られるキャミソールでした。サイズはMとLがあり洗濯後もヘタらないので、一度試してみる価値ありですよ。

【お問い合わせ先】DAISO https://www.daiso-sangyo.co.jp/
※店舗によって取扱種類、在庫が異なる場合があります。

撮影・取材・文／富田夏子