「なんとなく入れているだけ」なんてもったいない!洗濯ネットの正しい使い方

洗濯ネットは、入れ方次第でシワになりにくくなったり、衣類にあった網目のネットを選べば洗い上がりにも変化が。「なんとなく入れていた」なんてもったいない!

Q1.全部ネットに入れないとダメですか?
A1.生地を傷めたくないもの、伸びる・生地が薄いものは入れましょう。

衣類のこすれや、絡みを抑え、シワや糸くずがつくのを防止
洗濯ネットに入れなかった場合、洗濯物同士が絡み合ったり、衣類同士がこすれ合うので直接ダメージを与えてしまいます。濃い色の衣類だと糸くずが付着したり、デリケートな素材はシワがついてしまうので、それを防ぐためにはネットに入れるのが安心です。

Q2.網目の大きさの違いは?
A2.衣類のタイプ で使い分けしましょう。

ボタンやレース、ビーズなど装飾がついているおしゃれ着や、糸くずの付着が目立つ濃い色の衣類には網目が小さいもの。しっかり汚れを落としたいときや、中の状態を見ながら手洗いしたいときには、網目が大きいネットを選ぶのがオススメです。

《網目が小さい》


・おしゃれ着(装飾あり)
・より優しく洗える

・色の濃い衣類

《網目が大きい》

・普段着(装飾なし)
・中が見えやすい
・白い衣類

Q3.1枚ずつ入れないとダメですか?
A3.基本は洗濯ネットひとつにつき1アイテム。 分けるとより優しく洗えます。

Q4.ついそのまま入れてしまいます
A4.たたんでから入れる と、シワになりにくく、仕上がりもきれいになります。


たたんだときに余白ができてしまう場合は、薄い布でくるむと中で動きにくくなりますよ。

 

シワがつきにくくなるだけで、その後の手間もぐっと減ります。ぜひお試しください。

 

Mart2021年8月号 このワザで「洗濯」が絶対好きになる!特集「おうち洗い」最新テクニック より

 

撮影/中林 香 取材・文/新里陽子、植田有希 編集/松田睦美 構成/上原奈緒