【料理家・きじまりゅうたさんレシピ】漬け込まないバターチキンカレー

暑い夏はやっぱりカレーが食べたい! 海外旅行や外食もままならない今、自宅で楽しく海外気分を味わいましょう! 簡単にできて、お子さんも大好きな味に仕上がりました!

漬け込まないバターチキンカレー


タール(中)¥1,485、ステンレスカダイ1¥1,045、平底カトリ 直径約8.3cm ¥330、カレースプーン、フォーク 各 ¥605(すべてアジアハンター)

きじまりゅうたさん


料理家一家の三代目。楽しくわかりやすいトークとオリジナリティある料理に定評あり! 雑誌やテレビ、ウェブなどで活躍中。お店のガッツリランチも大好き。

お店みたいなごはんとは?

定食屋、ラーメン屋、喫茶店など、旦那さんが日頃よく食べている「あの味」を、きじまりゅうたさんが徹底分析! 簡単につくれて家族受けがいい味を伝授!

今月の「お店っぽい!」
バターの香りたっぷりクリーミー!

★材料(2〜3人分)
ご飯…適量、鶏もも肉…150g、トマト水煮缶…1/2缶(200g)、塩…小さじ1/4、バター…30g、カレー粉…小さじ2、水…大さじ3、ヨーグルト…50g  生クリーム…適量、パセリ…適量
A[おろしニンニク…小さじ1/2、おろししょうが…小さじ1/2]
B[砂糖…小さじ2、塩…小さじ1/2、こしょう…少々]

全体のポイント
具材を先に細かくすることで、漬け込みいらず!

つくり方1.下準備

【鶏肉】鶏肉を6等分程度の一口大に切り、塩を小さじ1/4 揉み込む。

【パセリ】パセリは茎から葉だけを摘み取り、包丁でみじん切りにする。

【トマト】トマトをミキサーやフードプロセッサーで、なめらかになるまで撹拌する。「なめらかにすることで、仕上がりが変わります!」 なければ、手で揉み潰せばOK。

★鶏肉のキレイな切り方
鶏肉は皮を下にして置き、前に押し出すように肉を切り、手前に引くように皮を切る。「これは僕がお肉屋さんで習った手法!練習すると、格段に無駄がなくなります」

つくり方.2煮る

1.【風味を油に移す】フライパン(※撮影時24㎝深め)にバター20gとAを入れて火にかけ、香りを立たせる。「バターの脂分でにんにくとしょうがを炒めます。このひと手間で、コクがアップ!チューブははねやすいので、注意を」

2.【炒めてカレーの香りを立てる】カレー粉を加え、しっかりと馴染ませる。「炒めることでカレーの香りを立て、これも油に移すイメージ」

3.【トマトも炒めて酸味を飛ばす】トマト缶を入れ、混ぜてなじませる。

4.【しっかり混ぜて】煮立ってきたら水とヨーグルトを入れて混ぜ、さらに鶏肉を加え、ざっと混ぜる。煮立ったら弱めの中火にし、ときどき混ぜながら5~6分煮る。

5.Bで調味し、バター10gを加えて2分ほど煮る。ご飯を盛り、カレーをかけ、あれば生クリームを適量かけパセリをちらす。「生クリームがなくても、なめらかなコクは感じられて美味しいですよ!」

#きじまりゅうた #Mart8月号でSNSにてつくレポお待ちしております!

月曜夜!コラボインスタライブ不定期で開催中!

月曜夜に、担当編集がリモートできじまさんから熱血指導を受ける、ツッコミ系インスタライブを開催中です。Mart公式インスタグラム(@mart.magazine)をフォローしてチェックしてください。

Mart2021年8月号 週末の料理で褒められたいお父さんへ きじまりゅうたのパパのごはんは「まるでお店みたい」vol.40 「漬け込まないバターチキンカレー」より

調理/きじまりゅうた 撮影/北川鉄雄 スタイリング/鮓本美保子 構成/長南真理恵