ドラマティックな温泉街が楽しめる「星野リゾート 界 別府」がオープン!|STORY
日本一の源泉数で有名な大分県・別府温泉に、星野リゾートの新しい温泉旅館「星野リゾート 界 別府」が誕生しました。コンセプトは「ドラマティック温泉街」! 和紙のちょうちんが照らす石畳の路地、土産店や夜店をイメージした空間が広がる館内は、賑やかな別府の温泉街を想わせるつくりになっており、時の移ろいにより景色や情景がドラマティックに変化する様子を楽しむことができます。
湯の広場、ラボ、客室などユニークなデザインは、オリンピックスタジアムを手掛けた日本を代表する建築家の「隈 研吾」氏が設計。「館内には、屋外空間と半屋外空間を楽しめる空間が沢山あり、廊下も単なる廊下ではない。それが入り混じったものが温泉街だ、と私は思う。それを意識して設計しているので、是非館内を色々と歩きまわり、空気・風を感じてほしい。」と隈氏は語っています。
すべてのお部屋から美しい別府湾を眺めることができる客室の窓には、海を絵画のように楽しめる「ピクチャーウィンドウ」をデザイン。室内の壁は、海を引き立てる古代色の「柿渋色」を使用することで、別府温泉の熱気や温泉が湧きだす溶岩台地を表現しています。また、豊後絞りという絞り染めをヘッドボードやフットスローなどのインテリアに用いており、地域の伝統工芸や文化に触れることができます。
豊富な湯量を楽しめる大浴場には、四季折々の景色を楽しめる庭園を眺めながら浸かる露天風呂と、内風呂があります。内風呂は、源泉かけ流しの「あつ湯」と、温泉成分を身体に浸透させるための「ぬる湯」があり、角質を軟化させ肌を滑らかに整えてくれるため、湯めぐりをした後、仕上げの湯として入浴するのにもお勧めとのこと。
夕食は、大分県の名産品「かぼす」を使った麺をアレンジした先付や、旬の魚介を使ったお造りなど、大分の豊かな素材を味わう会席料理が並びます。特別会席では、近海で獲れた魚介と鶏肉や牛肉を組み合わせ、鶏出汁でじっくりと煮込んだ「豊後なべ」が登場。濃厚な味わいのスープに「かぼす」を入れることで、爽やかな風味も楽しめる一品です。食事処は、プライベートが保てる半個室なので、周りを気にせずゆったりと食事ができるのも嬉しい。
地域の文化を体験できる「ご当地楽」は、界ブランドならではのおもてなしの一つ。かつて別府の夜は流しのギター弾きが闊歩し、オールデイズバンドの音楽が流れていたことから、温泉と桶で音色を奏でる「湯治ジャグバンド」をスタッフが結成! 夜の温泉街の賑わいを演出してくれます。
さらに、豊後絞りに触れる「別府温泉しぼり体験」、源泉とアロマオイルを使った「温泉ミスト作り」、観光名所「血の池地獄」などをイメージした「温泉モクテル」、昭和レトロな体験ができる「スマートボール」など、朝から夜まで楽しめる仕掛けがいっぱい。湯治客のように、そぞろ歩きを楽しめる温泉宿です。
大分県別府市北浜 2-14-29
1泊 ¥31,000~(2名1室利用時1名あたり・サービス料・税込・夕朝食付)