じわじわとブームになっているフィルムカメラの写真。お店におまかせでの現像もいいですが、こうしたいというイメージがあれば色の調整もできます。お願いするときの一例を、歴史あるカメラ店・ポパイカメラさんに教わりました。

元の写真はコレ！

この写真がプリントの仕方で変化します！

ふんわりした雰囲気に

「ふんわり」とお願いすると、輪郭をぼかした明るい仕上がりに。海が鮮やかなマリンブルーで、船が主張しすぎない柔らかい感じに。

温かみのある感じに

温かみを出すと、夕焼けに浮かぶ船のように。空の青はあまり強くありませんが、海が深く濃い色に。波立つような凹凸感も出ました。

涼しげに

青みがプラスされクールな印象。元の画像よりはっきりくっきりしています。雑貨や建物などをかっこよく仕上げたいときによさそう。

レトロっぽく

白黒までではないものの、レトロな写真館にありそうな仕上がり。過去の懐かしい写真や、物語っぽく現像したいときにぴったり。

教えてくれたのは…
ポパイカメラ自由が丘本店

http://www.popeye.jp/
東京都目黒区自由が丘2-10-2
営業時間：13:00～18:00
定休日：水曜日
TEL：03-3718-3431
FAX：03-3718-3432
MAIL：info@popeye.jp
※営業時間は状況に応じて変更する可能性があります。詳しくはポパイカメラHPまたはSNSをご確認ください。

撮影／山下忠之、蓮見京子さん、もなみんさん、石田純子（光文社写真室）　取材・文／森岡陽子　編集／倉澤真由美　WEB構成／富田夏子

Mart2021年8月号　懐かしい？ いや、新しい！　この夏はあえて「フィルムカメラ」で思い出残そう！　より