人気スタイリストに聞いた「大人が着ていい甘めアイテム」3つ

CLASSY.の誌面で私たちのテンションが上がるコーディネートを披露してくれるスタイリストたち。ファッションのプロである彼女たちがこの夏に着たいものとは?自分の軸がしっかりあるからこその着こなしは、〝きゅん〟をシェアしてもらえること間違いなしです。

スタイリスト・大野千歩さんの注目の着こなしは?

甘いものをさわやかに着たい今夏はビター&スイートなモノトーンコーデが気分です

私のワードローブの定番は、シンプルなデザインのものやベーシックなアイテム。
甘いデザインのものも好きなのですが着たくなるのは、夏。素材が軽かったり肌の出る分量が多くなる季節だからこそ、秋冬だとこってりしがちな甘いディテールが清涼感のある微糖なコーデに昇華できるんです。夏の甘さって、〝甘辛MIX〟しやすいからカジュアル派の人でも可愛らしさとラフさを簡単に両立できます。この夏、それを叶えてくれるのがモノトーンのほの甘コーデ。なかでも、ティアードデザインやドット柄はスターアイテム!〝カッコいい〟一辺倒になりがちな黒の着こなしに可愛い遊び心を入れてくれる、天然素材のバッグも欠かせません。甘さと辛さのバランスをとりながら夏の〝微糖モノトーン〟を楽しみたいです。

例えばこんな、微糖モノトーンコーデに

【ブラック】 旬のティアードワ

【ブラック】
旬のティアードワンピを主役にした、リラクシィな可愛さが夏の気分
「今年の微糖コーデには、旬のティアードデザインを取り入れたいです。ブラックのデニムと合わせれば、甘さがほんのりオフします」

One-Piece:Merlette Denim:upper hights Hat:CA4LA Bag:The Jacksons Sandals:PELLICO NecklaceNo Brand Bracelet:No Brand

微糖モノトーンを叶える3つのキーワード

    【ブラック】 旬のティアードワ

    【ティアード】
    「今季の甘いアイテムの代表と言えば〝ティアード〟デザイン。ティアードスカートにはシンプルなTシャツやノースリカットソーを。ティアードトップスにはデニムを合わせることが多め」

    左から「細かいギンガムチェックなら大人にもしっくり」チェック柄スカート(Sara mallika)「デニムのボーイッシュ感に可愛げをプラスしてくれます。同色のものを組合せれば、大人らしさも」チュニック(ZARA)「軽やかな素材とホワイトで爽やかな印象に。トップスはあくまでさらりと、シンプルに」スカート(RALPH LAUREN)」

    【ブラック】 旬のティアードワ

    【ドット】
    「甘い柄と言えば、ドット柄。今季のトレンドですが、"定番"として比較的手に入れやすい模様でもあります。小さめなドット柄なら甘くなりすぎず、デイリー服にさらりと溶け込みます」

    左から「柄ものは小さめでさり気ないものを取り入れるのが好き。とろみのある生地が大人の余裕をまとわせてくれます」パンツ(EQUIPMENT FEMME)「足元に柄を加えれば、コーデにリズムが生まれます」パンプス(Tsuru by Mariko Oikawa)「パンツに合わせてハンサムに着こなすのが好きです」ブラウス(Ball sey)

    【ブラック】 旬のティアードワ

    【甘めバッグ】
    「夏ならではの素材感のあるバッグをモノトーンコーデに合わせることで、スタイリングに立体感が出て洒落感が。必要なものがざくざく入るので楽ちんなのもストレスフリーで嬉しい!」

    左から「シンプルな着こなしこそ、夏らしい素材感のあるバッグを取り入れて、コーデにリズムを。スタイリングにアクセントをひとさじ加えたいときに」幾何学柄(GUANA BANA)「ほどよくラフにしたいときに」花柄×ストライプバッグ(nimo)「クタッとしたシルエットが気負わないコーデによく合います」カゴバッグ(No Brand)

スタイリスト・大野千歩さん
ベーシックカジュアルの名手といえばこの方。気負わない着こなしなのに、どこか品のあるコーデにファンが多数!

撮影/渡辺謙太郎〈人物〉、魚地武大(TENT)〈静物〉 ヘアメーク/KIKKU  取材/棚田トモコ 再構成/Bravoworks.Inc