起業家・マニヤン麻里子さん フランス人の夫と収集する情熱的なアートを公開
現代アートへの造詣が深く、サロンのアート監修も手がける起業家・マニヤン麻里子さん。フランス人の夫とふたりの子ども達と暮らす自宅には、数多くのアートコレクションが掲げられ、さながらギャラリーのよう。若手アーティストたちがそれぞれの現状と闘いながら生み出すもの、そのみなぎるエネルギーに救われているという彼女は、アートを手にすることで彼らの活動を支えていくことが夢だという。
夫婦のストーリーが詰まった、可憐な桜
マニヤンさん宅の真っ白な壁に映える、時を重ねた味わい深い古木。その木には、小さな桜の花が細密に描かれている。「この作品とは、目黒の小さなギャラリーで出会いました。私が初めて夫にプレゼントしたものなんです」。桜と古木というバランスが、どこか古き良き日本らしさを感じさせる作品は、フランス人の彼に日本の美しさそのものを、プレゼントしたかったのかもしれない。
反復する世界と果てしない空間の中に見えるもの

指から生まれる豊かな色彩と、
溢れ出すエネルギー

日本の芸術、着物文化に触れることもアート

Profile

マニヤン麻里子
東京都生まれ。3歳から9歳までをニューヨークで暮らす。21歳から24歳までをパリで過ごす。一橋大学社会学部卒、フランスHEC経営大学院修了。大学院修了後は、パリの雑誌系出版社にてグローバルマーケティングを担当。帰国後、仏ソシエテ・ジェネラル証券、米ゴールドマン・サックス証券会社等で金融商品開発や営業に従事。2016年に株式会社TPOを起業する。UWC ISAK Japan評議員。12歳の息子、9歳の娘のママ。
撮影/HAL KUZUYA(取材分) 取材・文/須賀美季

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