小池徹平さん「子どもの映画館デビューでサプライズ予定です」

NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」の劇場版最新作『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』にゲスト出演する小池徹平さん。二児のパパでもある小池さんに、今回VERYのインタビューに答えていただきました!

俳優・小池徹平さんインタビューにて近影。子ども(息子)たちと観ていた番組の映画化に出演して。

――まず、この映画への出演を決めた理由から教えてください。

小池徹平さん(以下、小池):番組を日頃から子どもと一緒に観ていたので、オファーいただけてすごく嬉しくて、それに尽きますね。これまでのお仕事はどちらかといえば自分のための仕事でしたが、今回は子どもが好きな番組の映画に出られるということで、違うスイッチが入った感じがしました。

 

――小池さんご自身も、小さい頃にご覧になっていましたか?

小池:もちろんです。『にこにこぷん』、じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりでしたよね。3つ下の弟と近くの山で走り回って、家に帰ったら『おかあさんといっしょ』を観ていた記憶があります。当時大阪のホールで行われたイベントも見に行って、一瞬カメラに抜かれたことがあったらしいんです。家でビデオに録って残ってるはずなんですが、母が「それだけ見つかれへんねん」って。なんでやねんって(笑)。

 

――ぜひお母様に発見していただきたいです(笑)。今回『おかあさんといっしょ』の世界に入られていかがでしたか?

小池:いつも観ているお兄さんお姉さんと共演できたのがうれしくて! ヘンテコ世界の審査官の役だったのですが、体感型映画ということで、スクリーンの向こう側の子どもたちに問いかけるシーンが多かったんです。子どもが答えてくれやすいように、大げさに丁寧にやってみたり、みんながそこにいるかのように演じました。

 

――関西弁が新鮮でしたが、小池さんのアイデアだったんですか?

小池:監督からの要望でした。大阪出身ですが、標準語と関西弁って切り替えが難しいんですよ。どうやってスイッチを入れたらいいかなとか。“素”っぽくてちょっと恥ずかしかったですね(笑)。でも、おそらく初めて子どもに見てもらえる仕事になったと思うし、すごく楽しかったです。衣装も普段着るようなものではなくて気分も違いましたね。

 

――この作品は、お子さんの映画デビューにぴったりですよね。

小池:そうなんです!まだうちの子も映画館デビューさせていないので、たぶんこのタイミングで初映画館になると思うんです。一緒に楽しめたらなと思いますし、(出演していることを)内緒にしているので、どんな反応するかな?って。

 

――パパが出てきたらびっくりしますよね!ありがとうございました。

 

>>小池徹平さん「子育ては『このピンチどう乗り切る?』の連続です」

2021年9月10日(金)公開!

『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』

いつも仲良しなお兄さんお姉さんたちがケンカをしてバラバラになり、いろいろなヘンテコ世界に飛ばされて大ピンチに…。お兄さんお姉さん、「ガラピコぷ~」のみんなが繰り広げる笑顔と涙の大冒険!(67分)

「おかあさんといっしょ」のお兄さん、お姉さんに加え、卒業しただいすけお兄さん、よしお兄さんも登場。上映中も照明が真っ暗にはならず、優しい音量。座ったまま体操したり踊ったり、指差しや拍手でクイズに参加できます。泣いても大丈夫だから、映画デビューにもってこいの一作。

(c)2021『映画 おかあさんといっしょ ヘンテコ世界からの脱出!』製作委員会

PROFILE

小池徹平

こいけ・てっぺい 1986年1月5日大阪府生まれ。俳優、シンガーソングライター。第14回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞しデビュー。以後数多くのドラマや映画に出演。ウエンツ瑛士氏と「WaT」を結成しメジャーデビューも果たす。

取材・文/有馬美穂