【七五三】 コロナ禍の今年、祖父母の参加や会食はどうする?

子どもの健やかな成長を願う大切な行事、七五三。子どもの可愛い着物姿が見られたり、両家の祖父母とも会える貴重な機会ですが、リサーチや予約、家族のスケジュール調整、当日の着替えや撮影など、考えることが山積みで正直大変なことも。そこで最近は、慣習にとらわれずに家族に合ったスタイルでお祝いする人が増えています。

コロナが長引く今年最大の悩みは、「じいじばあば、どうしよう?」「会食、する?しない?」。せっかくなら家族・親族でお祝いしたいけど、やはり心配な気持ちも。今年まだ迷っている人たちのために、先輩ママとVERY モデル&スタッフたちの経験談をご紹介します!

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 会食はピーク時期をずらして個室が主流に。今年はギリギリまで様子見する人も

 

孫の晴れ姿をじいじばあばに見せたい気持ちはありつつも、大人数で集まることへの不安、会食でもしものことがあったらと、今年も悩む人は多いようです。

家族をどこまで呼ぼうか悩んでいます。参拝後の会食のアレンジも悩みます。コロナがあるので会食するにしても人数は最低限にする予定ですが、9月の状態を見ながら会食はギリギリに手配する予定です」(3歳女の子ママ/専業主婦・東京都在住)

人混みは避けたいのでお参りはピーク時期を少しずらした平日に行う予定。食事会をする場合は自宅、もしくは個室で行いたいです」(3歳女の子ママ/専業主婦・愛知県在住)

 

神社のお参りや撮影は早めの予約が必要としても、じいじばあばの参加や会食は直前の手配でもできないことはないということで、ギリギリまで様子を見るのは一つの手かも。昨年、じいじばあばと一緒に会食をしたという人は、時期をずらして近場で済ませる人が多かったようです。

今年2月、3歳娘の七五三を自宅近くの日枝神社で行いました。その後、両家両親と近場で食事をしましたが、人混みは絶対に避けたかったので一番空いているであろう時期にしました」(4歳女の子・2歳男の子/専業主婦・東京都在住)

義姉家族に7歳と3歳がいて、せっかくなので一緒に写真撮らない?と、時期はみんなの予定がついた2月末に。義姉家族と一緒ということで近所の神社で簡単に。私の両親は呼ばずに義両親と義姉家族と私たち家族で行いました。当日の流れは、写真館にて撮影→自宅にて昼食→お参りと、全て近場で済ませました」(4歳・1歳女の子/専業主婦・神奈川県在住)

 

コロナ禍ではありませんが、長男10歳の七五三を経験したVERY Webライターの里見友梨子さんは「時期は11月前半のピークは避けて下旬にずらしました。食事会は神社からの移動がスムーズな場所にこだわり、神楽坂からほど近い椿山荘の和食の個室で会食。下の子の授乳中だったので会食前には私服に着替えました」とのこと。今の時期、感染対策の面でもホテルの個室は安心かもしれません。

VERYwebライター里見友梨子さんの七五三写真。

じいじばあばを前撮りに呼ぶ人や、写真を送るだけのカジュアル派も

 

「どうしても孫の晴れ姿を見せたい!」という人は、七五三当日ではなく、前撮りにじいじばあばに来てもらうという案も。

昨年秋に息子の七五三を行いました。祖父母も一緒にお参りに行きたいと考えていましたが、コロナ第二波が来たら難しいと思い、夏の前撮りに誘いました。息子の晴れ姿を喜んでもらえて良かったです」(6歳男の子ママ/会社員・埼玉県在住)

 

また、初めからじいじばあばの参加にこだわらない人も。4人の子どもたちの七五三を計4回経験済みのVERYモデル・東原亜希さんは「じいじばあばとはいつも顔を合わせているので、あえて七五三に会わなくてもいいかなと。近い日にちに普段着で食事をしました」。一日にあれこれ詰め込むと親子ともに疲れてしまうからという気遣いもあったようです。

 

七五三は一回だけじゃなく、お祝いできる節目は他にもあります。一度で全てを完璧に終わらせようと思わず、「できなかったことは、できる時期が来たらやろう!」と柔軟に考えてもいいのかもしれませんね。

取材・文/宇野安紀子

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