江戸時代に親しまれた万能調味料【煎り酒】って知ってる?

週2回のお店通いは欠かせないという成城石井マニアのTRIBEメンバー久郷さん。先日店頭で見つけて以来、愛用中というのが煎り酒です。あらゆる料理に使えて毎日の食卓で大活躍なんだとか。久郷さんおすすめ、煎り酒の魅力を教えてもらいました。

煮物からパスタまで、これ一本でだしの効いた本格的な味つけに!

成城石井煎り酒写真
煎り酒とは、日本酒に梅干しやかつお節、昆布を加え、煮詰めた万能調味料で、その歴史は古く、江戸時代に親しまれた日本伝統の味。しょうゆ代わりに使えてどんな料理にもマッチすると話題です。「お店のイチオシ商品として店内の1番目立つところに置かれていたので迷わず購入。と言っても、それまで煎り酒を使ったことがなかったので、どんな料理に合うのかネットで調べました(笑)。その結果、だし巻き卵からパスタの味つけまで、幅広く使えることが判明。しかも、いろんな調味料を使わず、あらゆる料理がこれ1本で完成し、味つけの失敗なし!もう我が家の食卓には欠かせません」

久郷さんおすすめのメニューをご紹介

朝食セットに♪

だし巻き卵

きゅうりの浅漬け

朝ごはんの定番、だし巻き卵ときゅうりの浅漬けも煎り酒ひとつで完成。「忙しい朝も、だしをとる手間が省けて時短に。しかも、失敗しらずで美味しいのもうれしいですね。きゅうりの浅漬けも、簡単! 容器に食べやすいサイズに切ったきゅうりを入れ、浸るくらいの煎り酒を入れ、2時間ほど冷蔵庫で置くだけです」

豆腐サラダに♪

成城石井煎り酒サラダアレンジ
梅の酸味でさっぱりとしているので、ドレッシング代わりや冷奴のたれとしてもおすすめ。
「大きめのお皿の真ん中に豆腐、その周りに豚しゃぶと野菜をのせて、煎り酒をかけるだけ。簡単だけど、食卓が華やかになって、しかもヘルシーで美味しい一品です」

煮物にも

成城石井煎り酒煮物アレンジ
夕飯にぴったりのおかず【豚バラと玉ねぎのさっと煮】も煎り酒ひとつで完成。お鍋に水と煎り酒を入れ、煮立ったら、玉ねぎと豚バラ肉を投入し、フタをして5分ほど煮込みます。最後に、少しとろみを出すため、片栗粉を。好みで黒こしょうを足すのもおすすめ。「お店の料理みたい!と、高校生の息子と夫も大絶賛。しっかりとした味なので、とにかく白いご飯が進むメニューですね」

パスタの味つけに!

成城石井煎り酒パスタアレンジ
【ちりめんじゃこの和風パスタ】。フライパンにオリーブオイルとバターを熱し、ちりめんじゃこを炒め、ゆでたパスタを投入します。煎り酒で味つけ、お皿に盛ったら、仕上げに大根おろしと大葉を加えて完成。「休みの日のお昼ごはんや、友人が遊びに来たときでも、ささっとつくれるお助けレシピ。煎り酒のおかげで本格的な和風パスタができちゃいます」

いかがでしたか? 万能調味料の煎り酒。簡単で美味しく、しかもレパートリーが増えるなんて、うれしい限りですね!

成城石井煎り酒商品パッケージ
焼津のかつお節と北海道利尻昆布でだしをとり、和歌山の梅干しエキスをプラスした、さっぱりとしたうまみが特徴。化学調味料不使用。
成城石井 煎り酒(300㎖)¥862(税込)

【お問い合わせ先】
成城石井 https://www.seijoishii.com/

撮影/久保嘉範 取材・文/田中幸恵