【Mart1月号】調理家電グランプリ!ほったらかし調理であなたの家事が変わる


調理家電はこれから年末商戦が本格化。数ある商品のなかから、主婦の気持ちがわかってる”神アイテム”をMart編集部が厳選しました。
まずは、家事の概念を変える「ほったらかし調理部門」で評価を集めた逸品から♪

アイリスオーヤマ スリム低温調理器

人気商品が軽量スリムになって新登場
温度と時間を設定するだけで、火加減はお任せ。60℃前後の低温でじっくり調理できるので、肉が硬くならずにしっとりプロの味に! 食材のうま味や栄養も逃しません。スリム&小型化して浅めの鍋にも対応可能と、扱いやすくなって新登場。
●LTC-02 ホワイト W5×D10×H33.4㎝ ¥18,280(アイリスオーヤマ)

温度と時間を設定するだけ! あとはほったらかしでOK♪

鍋に低温調理器を固定し、規定の水位まで水を入れたら、料理に応じて、加熱温度と時間を設定。予熱が完了したら食材や調味料が入った密封袋を沈めて、あとはほったらかしで待つだけ!タッチパネルが斜めで操作しやすく見やすいのも特徴。

まずは加熱温度をセット。25~95℃の間で設定可能

次に加熱時間をセット。1分~99時間59分の間で設定可能。

食材が入った密封袋を沈めて待つだけ。

3時間後、タイマーがなったら完成。

深さ10㎝以上の鍋から使える!


今までの低温調理器は本体サイズが大きく、入れる鍋に20㎝ほどの深さが必要でしたが、新タイプは深さ10㎝以上、底の直径20㎝以上の鍋であれば使えるというのが画期的!
ギザギザクリップで鍋のフチに挟むので、ずれにくくしっかり固定できるのもポイント。防水仕様で安心です。

スリム低温調理器でつくってみました♪

【ローストビーフ】

絶妙な火入れ加減で見事なピンク色に♪

牛ロース塊肉400gは塩、こしょう、にんにくなどで味つけ。57℃で3時間、ゆっくり低温調理します。

仕上げに、強火に熱したフライパンで表面全体に焼き色をつければ完成!

フライパンなどで調理すると、中まで火が通らなかったり、焼きすぎて硬くなったりしがちなローストビーフ。肉汁が流れ出ない温度でじっくりと加熱することで、驚くほどやわらかくジューシーな仕上がりになります。

【サーモンのミキュイ】

フレンチレストランの味を家庭で再現!

刺身用サーモン200gに塩やハーブで味つけし、49℃で20分加熱するだけ。

「半生」を意味するミキュイは火加減が難しいのですが、これも低温調理器があれば、たった20分でお店の味に。限りなく生に近い状態で程よく火が通ったサーモンはしっとりと口当たりよく、クセになる美味しさです。

【チーズケーキ】

クリーミーでホロホロ食感のチーズケーキ

混ぜ合わせた材料をパウンド型に入れてアルミホイルをかぶせ、お湯に浮かべます。

低温調理器では、食感が大切な生チョコケーキやクレームブリュレなどデザートも手軽につくれます。チーズケーキは90℃で1時間加熱し、冷蔵庫で冷やして食べれば、クリーミー&ホロホロ食感のケーキが口の中でとろけます。

発売中のMart1月号では、このほかにも注目の調理家電を厳選リポートしています。新商品を中心に、ほったらかし調理できるもの、ワイワイごはん時間が楽しくなるもの、おうちカフェが楽しめるもの、など部門別にピックアップ。ぜひ、チェックしてみてください。

撮影/高橋ノボル 調理・フードスタイリング/土肥愛子 取材・文/富田夏子、田島えり子 編集/永島 大