2022年01月03日 18:00
/ 最終更新日 : 2022年01月03日 18:00
CLASSY.
専門家が教える「体が温まる、正しいお風呂の入り方」とは?
一年で一番寒い時期がいよいよ到来。「温活」という言葉もあるように、やっぱり体が冷えてしまうのは避けたいところです。そこで今回は、睡眠とお風呂で正しい体の温め方をレクチャー!いつでもぽかぽかなウェルビー女子を目指して。
体を冷やさないお風呂の入り方
1.お湯をためる
冬は換気扇を止めた状態で40℃のお湯をためます。お湯がたまったらシャワーを出しっぱなしにして、浴室内をミストサウナ状態にしましょう。この間に クレンジングしても。
2.シャンプー
まずは髪を洗います。たっぷりのお湯で予洗いしてからシャンプーで洗います。このときに頭皮をマッサージして頭のコリをとり、リラックスさせるとい いでしょう。寝つきがよくなる報告もあります。
3.トリートメント&洗顔
次に髪のトリートメント。数分置く場合は待ってる間に洗顔を。お風呂でパックしたい人はこの時間や湯船につかりながら行って。洗面器で足湯しながら 行っても冷えを防げます。
4.湯船につかる
副交感神経を刺激する40℃のお湯に、首までつかる完全浴を15分!深部体温は10分で約0.3度、15分で約0.5度UP。これ以上入っても体温は上がらず、乾燥を引き起こすだけなので注意。
マインドフルネスならぬ!?マインド風呂ネス
湯船につかる15分は五感を刺激することが大切。バスオイルで嗅覚、音楽で聴覚を刺激し、バス用のライトで視覚刺激を緩和。乾燥やコリはキャリアオイルでマッサージ。
5.体を洗う
湯船に入るだけで体の汚れの半分以上は落ちると研究報告があります。なので、体はゴシゴシ洗うのではなく、皮脂の多い脇や背中などを泡立てたボディ ソープを手にとり体をなでる程度でOKです。
6.体を拭く
お風呂上がりは脱衣場ではなく、暖かな浴室で体を拭きます。タオルでゴシゴシとこするのではなく、ポンポンと叩くように水分を取って。ボディクリー ムも保湿された浴室で塗るといいでしょう。
7.服を着る
冷気は重く下に沈むので、まず靴下からはきます。次にインナー、パジャマの順に。服を着ながらローションやクリームなどの顔のスキンケアを仕上げる と時短で完了します。
入浴&睡眠をより快適にするグッズたち
正しいナイトケアでリラックス♪
パーカ¥28,600〈カシュアリー〉頭に巻いたタオル¥4,290〈カシウ エア グリーン〉ピローケース[ピロー付き]¥15,950〈カシウエア〉(すべてカシウエア)ワンピース¥19,800(NICENICE MOMENT/NICENICE MOMENT ルミネ新宿店)時計¥2,860(ダルトン)
入浴のおともに
〈左から〉森林浴をしているような香りを楽しめます。ヒノキバスソルト400g¥4,840(SHIRO)乾燥した肌に塗ってそのままお風呂に入るのが小林さんのおすすめです。有機スイートアーモンドオイル70㎖¥1,320(生活の木)最先端骨伝導技術のスピーカー。完全防水カプセルにセットすればバスルームでも使えます。docodemoSPEAKER(Misty Gray White)+bathCAPSULE SPC-1¥26,136(BoCo)
良質な眠りをケア
〈左から〉眠っている間に艶やかボディになれるバター。ビューティナイトボディバター200g¥7,260(ニールズヤードレメディーズ)寝る前15分、うっとり美容の時間にディフューザーでアロマを楽しんで。特にラベンダーは、交感神経を低下させ、リラックスに導きます。オゾネオアロマ MXAP-FAE275R¥27,280(フレーバーライフ社)ロジェダヴェンヌ エッセン シャルオイル ラベンダー10㎖¥3,600(ANBAS)
教えてくれたのは…
眠りとお風呂の専門家/公認心理師 小林麻利子さん
SleepLIVE(株)代表。生活習慣改善サロンFlura主宰。睡眠や入浴などを見直しキレイを叶える「うっとり美容」を指導。『熟睡の練習帳』(ジービー)等、著書多数。
撮影/大瀬智和 取材/よしだなお 再構成/Bravoworks.Inc