元自衛隊のメンタル教官に聞いた「メンタル面の負荷が高い時期」とは
辛くても我慢して頑張るだけが困難を乗り越える方法ではありません。ストレスを華麗にスルーしながら、挫折を経験値に変えて、しなやかに令和の時代を生きていく心の強さが「レジリエンス」。ポキンと折れない柔軟な大人の心=レジリエンスについてご紹介します。
どうして「心が折れる」のか?元自衛隊メンタル教官が解説!
「心が折れそう」という言葉、よく使っていると思いますが、そもそもどうして心は折れてしまうのでしょうか?「私は大丈夫!」と頑張る人こそ実は心が折れやすいという傾向も。ぜひ一度セルフチェックを。
アラサー世代はメンタル面の負荷がかなり高いので注意が必要
「子どもの心の強さ」だけで乗り越えられるのは25歳くらいまでの話。30歳前後のCLASSY.世代は体力も低下して疲れやすくなり、今までの頑張り方が通用しなくなってきます。また、公私ともにタスクが増え人生においていろいろなストレスが増える時期。恋愛、結婚について、また出産のリミットを考えたり、仕事とプライベートの調整など心理的消耗も。心身の疲労のリスクが非常に高いので私は関係ないと思わず自分を労って。
答えてくれたのは...
下園壮太さん
陸上自衛隊初の心理幹部として自衛隊員のメンタルヘルス教育、カウンセリングを担当。退官後は心理カウンセラーとして講演や研修を行いメディアでも活躍。最新刊『とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?』も好評。
イラスト/松元まり子 取材/加藤みれい 再構成/Bravoworks.Inc