田中美保さんのイヤイヤ期の子もスムーズに寝るまで導く工夫とは?

夕方から夜にかけては、一日のなかでも特にバタバタして大変な時間。そんな夜の習慣である「ナイトルーティン」も、イヤイヤ期の子どもがいると工夫が必要です。モデルの田中美保さんが実践する、”イヤイヤ期の子どもをスムーズに寝る準備まで導く方法を教えてもらいました。

Q.お子さんを帰宅から寝る準備までスムーズに導くコツは?

A.テレビやおもちゃに夢中にならないよう誘導しています


イヤイヤ期の上の子は、帰宅後に一度遊び始めると途中でやめさせるのが大変! だから帰宅後は即、お風呂に誘導。入浴後もすぐ夕食にし、歯磨きを済ませてから最後に遊び。これだとスムーズに動いてくれるように!

Q.次の日に家事を残さないためにしていることは?

A.帰ったらできるだけ座らないように!


家事の途中で座ってしまうと、そのままつい休みたくなりがち。そのため夜やるべきことが終わるまでは、座らずに作業し続けています。朝は朝の家事が待っているので、その日の家事はその日 のうちに終わらせないと大変ですよね。

子ども中心のルーティーンにしたら、生活がうまくいくように!

2021年に第二子を出産したばかりの田中さん。2歳のイヤイヤと0歳のぐずぐずを発動せず、いかにスムーズに寝かせるまでたどり着けるかを日々試行錯誤していたそう。そのため現在のナイトルーティーンは、子どもを中心に考え抜いてつくられたものなのだとか!
「一時期、上の子のイヤイヤ期がすごすぎて全然うまくいかなくてものすごく悩んでいました。遊び始めるとまったく言うことを聞いてくれず、いつまでたってもお風呂もごはんも進まない……。親も子も毎日ヘトヘトになっていました。そんなときに、“子どもがやることをルーティーン化したらどうか”とアドバイスをもらったんです。やることが終わるまで遊ばせない。絶対いっしょに遊ばないようにしたところ、子どもも決まったルーティーンに安心したらしく、うまくまわり始めました」
また家事を次の日に残さないのも田中さんのルーティーンのルール。
「“朝にやればいいや”は次の日の自分を苦しめるだけなので、なくなりましたね。夜中は授乳もあるし、朝は朝の家事があるけれど、出かける前に慌てるのはイヤ。そのため子どもを寝かしつけるときに寝落ちしてしまったら、夫に必ず起こしてもらって、家事を終わらせるようにしています。自分の時間は夜に30分あればいいほう。そのわずかな自分時間が癒しになっています(笑)」

田中美保さんPROFILE
1983年生まれ、東京都出身。10代のころからモデルとして活躍。プライベートでは、2019年と2021年に出産し、 2人の育児に日々奮闘中。夫は、プロサッカー選手の稲本潤一さん。 Instagram⇒@miho12 tanaka

撮影/平林直己(BIEI) スタイリング/永田彩子 ヘア・メーク/渡辺真由美(GON.)取材・文/酒井明子 編集/倉澤真由美 WEB構成/長南真理恵

Mart2022年2月号
「ナイトルーティーン」は楽しい明日のためにある! より