理解不能な息子の言動との向き合い方とは【脳科学研究者、随筆家 黒川伊保子さん】

STORY読者の男子ママ・女子ママたちからの質問に答えます!

全く理解不能な 男子! に向き合う

男子ママ

Q.自分のことを自分でやるようにさせたいです。あまり甘やかしてもいけない気がします。
大昭桂子さん(46歳)主婦 10歳双子の男子

A.何かが得意で、何かが不得意。それこそが個性を発揮して活躍し、愛する人とコミュニケーションがとれる脳の育ち方。「何でも自分でできる子」を目標にせず、できることに感謝して(「助かるわぁ。こんなことできる10歳なんて他にいる?」)、できないことは甘やかしてあげればいい。 ただし、「こうしておこうね」と声をかけながらやると、何をすべきかがわかるので、将来助かるはず。

Q.普段は何も話さない息子から「うるせークソババア」と。こんな時なんて返したら正解?
柳 美貴さん(41歳)主婦 11歳9歳男子、9歳3歳女子

A.これくらいは「来たな思春期! はやっ」と茶化してもいいかも。でも、許せないと思ったら、怒るのではなく、悲しむことです。「死ね」など許せない言葉を口にしたら、「あなたがそんなこと言うなんて、ママは悲しい」と静かに言い、二度目には家事の手を止めて寝室にこもるくらいの覚悟で。小言の多い母を持つと、子どもは怒りに慣れてしまうけど、母の悲しみには勝てません。

Q.ゲームや動画を長時間観ることに対して毎日うるさく注意するよりも好きにさせた方いい?話し合いがうまくいきません。
萱場紀江さん(45歳)会社員 16歳女子、13歳男子

A.したいことを、止めさせる理由なしに小言で済ませようとすると、服従しやすい逃げ癖のある脳に変わります。「長時間の過度な視覚刺激は、ホルモンの分泌を阻害する。特に男子は身長が伸び悩んで、7センチも違っちゃうんだって」「記憶の定着率が下がるから、せっかく勉強したのに忘れちゃうよ」と教えましょう。親子で子どもの人生をデザインしていく、という姿勢を忘れずに。

「まずは、自分の性格を知って!」

脳科学研究者、随筆家 黒川伊保子さん
(株)感性リサーチ代表。脳科学に基づく著者トリセツシリーズが人気。

新作『母のトリセツ』(¥924 /扶桑社)は母が自分を知る良本。

取材/竹永久美子、片岡かこ ※情報は2022年1月号掲載時のものです。

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