地球の未来を考えた、植物性由来の食物「ブラントベースフード」。企業努力もあり「より美味しく」「より手に入れやすく」を考えた商品が続々登場しています。有機野菜などの安心・安全な食材宅配サービスを手掛けるOisix(オイシックス)と、代替肉の研究と販売を手掛けるネクストミーツが、コラボした新商品が発表されました。ミールキットになって家庭でも調理しやすく、かつ「美味しい」にとことんこだわったというこの商品。、代表者の方に、プラントベースを家庭でどのように取り入れて欲しいかなど、その思いを聞きました。
今回発売されたのは、Oisixで2019年から扱っている野菜が主役のミールキットブランド「Purple Carrot」シリーズで、プラントベース焼肉を使用した「NEXTハラミボウル」です。普通の焼き肉とはひと味違ったおいしさ!ギュッとした食感でヘルシーな 「NEXTハラミ1.1」を、野菜と食欲そそる香りのタレに合わせた、まさに地球と身体に優しい丼。注文はOisixのサイトから(販売している期間とそうでない期間があります)ですが、4月7日から発売から売れ行きが好調の人気に。
商品名:[ヴィーガン]NEXTハラミボウル 2人前 1,501(税込)
プラントベースとどう向き合う?
メディア向けの商品発表会で、試食させてもらいました。いただきした。これまでもNEXTハラミはいただいたことがあったのですが、「これがお肉じゃないの?」と疑うほどの食感と味わいは健在。ミールキットとして調理されたものは、野菜と組み合わせることでよりヘルシーに、そして食べ応えのあるメニューになっていました。
開発者のお二人にお話を聞くことが出来たので、「ミセスの私たちは、プラントベースの商品とどう向き合うべき?」と、質問を投げかけてみました。
オイシックス・ラ・大地株式会社 Purple Carrot ブランドマネージャー 尾花さん。動物性食品を避け、野菜、きのこ類、果物、いも類、豆類などの植物性食品を中心に食すビーガン向けの商品だと思うのですが、家庭ではどう取り入れたら? 「SDGsについてなど学校でも詳しく学んでいるお子さんたちが多く、このシリーズはそういったお子さんたちの親世代の方たちがとても支持してくださっています。一緒に食べながらSDGsについて考えてみましたというお声も。まずは、お試しのつもりでビーガンに触れる機会としてとらえていただければと思います。ミールキットだから手軽につくっていただけると思います」
ネクストミーツ株式会社 代表取締役 佐々木さん。「お肉の代わりに、ではなく、ぜひひとつの新しい食材として楽しんで使ってみていただきたいですね。冷凍保存できるのでストックしておきお弁当の一品にしていただくなど、家事のお助けにもなります。味は美味しくなければ意味がないと思っているので、自信を持っています」
ミールキットではなく、単体商品も多くのスーパーで展開されているそう。「NEXTカルビ2.0は、イオン、ライフ、マルエツなどの小売店で続々と販売を開始。イトーヨーカドーでは127店舗では取り扱いをしています」(佐々木さん)