ぽわん袖ブラウスも形きれい!おしゃれ着をアイロンなしできれいに仕上げる干し方

衣服のメンテナンス店 le Tact (ル タクト)を経営する永井良房さんに聞くおしゃれ着の洗い方。夏に着たくなるコットンやリネン素材のブラウスやワンピースを、面倒なアイロンがけなしできれいに洗濯するコツをご紹介します。前回の洗い方に続き、今回は干し方のコツ。人気のボリューム袖トップスも見違える仕上がりになるノウハウです!

洗い方をおさらい

永井さんにお話を伺うと、おしゃれ着のシワを減らすコツは、地厚の洗濯ネットに入れて、おしゃれ着用洗剤で洗い、洗濯ジワを減らすこと。そして、仕上げに「洗濯のり」でのりづけすることでハリが出るのだとか。

ドラッグストアや100円ショップで購入できるアイテムで仕上がりに差が生まれます。

シワ解消は「スチーム」&「立体干し」

ここからは「干し方」を詳しくご紹介。まずは干してすぐに濡れたままスチームをかけましょう。

洋服は顔まわりにシワがないと全体がきれいに見えるので、スチームをかけるときは顔まわり、前立てを中心に。袖口にあてると、さらにパリッと見えます。濡れている状態はシワが伸ばしやすいため、手のひらで前立て部分を伸ばしたあと、スチームをあてるとさらにきれいな仕上がりになるのだとか。

なお、急激に乾かすとシワになりやすいので、ブラウスなどシワになりやすい素材の衣類は部屋干しがオススメです。

ボリューム袖はこの技で!

「太めのハンガーにかけると肩部分に余計なシワが寄りません。シワになりやすいふっくらとしたボリューム袖には、緩衝材のような無地の紙類を筒状にして袖に入れることで、乾いたあとも立体的な仕上がりに。一度つくっておけば、何度も使えます」とプロならではの裏技を教えてくれました!

お店のような仕上がり!

永井良房さんのアドバイス通り、おうちでおしゃれ着洗いをしたMar会員の堀田香織さん。「洗濯のりは持っていても、使いこなせずにいました。ハリ感が違うし、着ジワもできにくい! 立体干しのアイデアは驚きでした」とその仕上がりに大満足でした。

 

BEFORE:そのまま干した場合

AFTER:プロの仕上がりに!

お気に入りのおしゃれ着を、プロ直伝の技でおろしたてのような仕上がりにしてみませんか?


教えてくれたのは

永井良房さん

衣服のメンテナンス店 le Tact (ル タクト)経営。クリーニング歴35年で「難洗衣料」も手がけるプロフェッショナル。衣類への深い造詣で講演会などでも活躍中。


撮影/中林香  取材・文・編集/橋本嘉美

※本記事はMart2021年8月号「このワザで『洗濯』が絶対好きになる!おうち洗い最新テクニック」より再構成しました。