この春、マンションから戸建てに引っ越したMartistの蓮見さん。新居をDIYしていくことで、少しずつ自分好みのここちよい暮らしができる理想のおうちに近づけていっているのだそう。そんな蓮見さんの新居をお手本に、手軽にできるDIY術を教えてもらいました。
教えてくれたのは
Martist蓮見京子さん
女の子2人のママ。Francfrancでの勤務経験を生かして、独自の感性を発揮するDIYマスターとして活躍中。自宅を素敵にセルフリノベーションするのが得意で、簡単なのにセンスのよさが光ると評判の技はMartでもたびたび紹介。
好きなテイストや落ち着く色を取り入れることでここちよい空間に♪
「まっさらな状態の部屋を自分好みにできるチャンスなので、あちこちDIYをしているところです!」と言う蓮見さん。そこにはここちよく暮らすためのアイデアがいっぱい。
「私がDIYをするときに意識しているのは、テーマを決めておくということ。私の場合、〝白×グレー〟のコントラストや、〝木×黒いアイアン〟の組み合わせが好きなので、アイテムや材料の色や素材をそれにそろえて選ぶようにしています。そうすればプチプラアイテムでもしっくりなじむし、統一感を出すことで不思議と高見えしておしゃれに映ります」と蓮見さん。
「落ち着く色合いにそろえているので居ごこちがいいですし、すっきりまとめることで家族にも使いやすい状態になりますよ!」
それでは、実際にどのようにDIYしたのかをご紹介します!
【1】ペイント&飾り棚で落ち着きのあるキッチンに!
まずは蓮見さんのキッチンをDIY。清潔感のある素敵なキッチンですが、壁の色を変えたり飾り棚をつけたりして、より蓮見さん好みのテイストにチェンジします。
【Before】
\こんなDIYをしています/
周囲やスイッチを養生し、下地を塗ったのちにペンキを塗っていきます。
位置をチェックしながら、飾り棚をつけます。
【After】
「真っ白だった壁が、ニュアンスのあるグレーに! ペンキの質感が味わい深く、子どもと一緒に塗った思い出もあり愛着が湧いてきます。雑貨店のような飾り棚もいいアクセントに!」(蓮見さん)
【2】廃材の木片でリビングの棚をデコレーション
次に、リビングの壁をデコレーション。シンプルな壁にニュアンスをつけていきます。
\こんなDIYをしています/
ブライワックスで色づけします。
ボンドで壁に直接貼りつけます。
【After】
廃棄の木材を利用したエコでおしゃれな壁に大変身!「デコレーションを壁全体ではなく腰の高さまでにしたので、圧迫感がありません。立体的な壁面で変化がつき、部屋のアクセントに」(蓮見さん)
Mart夏号ではDIYで使ったアイテムや詳しいやり方のほか、キッチンカウンターをタイルシールでイメチェンするなど、DIY初心者さんでも簡単にできるものをご紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね!
撮影/中林 香、志波慎寿介 取材・文/加藤文惠 編集/倉澤真由美
Mart2022年夏号 Martist蓮見京子さんの新居がお手本 「ここちよい家」が叶う簡単DIYテクニック より