超注目ドラマ『六本木クラス』に主演!【竹内涼真さん】スペシャルインタビュー
数々の話題作に出演している俳優の竹内涼真さんが、大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』の日本リメイク版『六本木クラス』に主演! 7月7日(木)の放送スタートに向けて、2回にわたってインタビューをお届けします。
過去のインタビューではこんなことを
――ドラマ『六本木クラス』で主人公の宮部 新(みやべあらた)を演じる竹内さん。日本でも大ブームになった『梨泰院クラス』は観ていましたか? その感想は?
「率直に面白かったです。当時、ドラマ好きの間では『梨泰院クラス』の話題で持ちきりで、僕もそうでした。その後、日本でリメイクするということで主演のお話をいただいたときは、正直ビックリしました。『なんで僕なんだろう…』と。いろいろ考えましたが、こんな大きなチャンスが目の前にあってやらない訳にはいかないなと思いました。原作がすごく魅力的で、いろんな登場人物の人生が描かれているんです。登場人物それぞれに感情移入できる作品だという印象を持ちました」
――竹内さん演じる宮部 新=『梨泰院クラス』でのパク・セロイですが、彼は女性だけでなく男性からの支持も高いキャラクターです。竹内さんが思う、宮部 新の魅力はどんなところでしょう?
「彼の魅力というか…、なぜ観ている人が新に共感するのかというと、これだけは譲れないという信念や自分の弱い部分も、隠さず正直に出せてしまう人だからだと思うんです。正直な人が目の前にいたら、自分も正直に応えたくなるじゃないですか。そういう彼だからこそ、周りに人が集まるのかなと。また、彼には自分の夢と固い決意があって、人間らしさを感じます。彼は一見、不器用に見えたり人付き合いが器用じゃないように見えて、その実は〝人たらし〟だと僕は思っているんです。人たらしだし、人に愛されたい人間だと思って僕は宮部 新を演じています」
――役作りのひとつとして、短くカットした髪型も注目されています。
「役作りをするうえで、髪型は大事な要素でした。パク・セロイを演じたパク・ソジュンさんもきっとすごく考えられてあの髪型にされたのだと思います。僕は、日本で警察官を目指している男の子にはどういう髪型が一番しっくりくるのか考え、原作の雰囲気を大事にしながらも、日本でもなじみやすい髪型を試行錯誤しました。坊主という案もありました。監督やプロデューサーのみなさんと、ああでもない、こうでもないって言いながら少しずつ切って。このくらいの髪型がベストじゃないかなってところに落ち着きました」
――『梨泰院クラス』とは違う、『六本木クラス』ならではのポイントはありますか?
「今回、僕らのチームは韓国版からどういった変化をつけるかっていうことは意識していないんです。舞台は日本ですし、違う人間が演じるだけで変化があるだろうし。リンクする部分もあるかもしれませんが、僕らの感覚的には違うことをやろうという認識はあまりないんです。すごく素敵な原作をもとに、日本版の『六本木クラス』をキャスト・スタッフの皆さんと一から取り組んでいこうという思いです」
――新木優子さん、平手友梨奈さん、香川照之さんを始め共演のキャストも話題沸騰。注目度の高いドラマですが、撮影の手応えはいかがですか?
「正直、最初はプレッシャーもありましたが、すごく明るくていいチームなので、今は本当に現場が楽しいです。六本木のど真ん中で撮影ができることも、なかなかないことだと思いますし、みなさんが協力してくださっているおかげで、朝から夜まで六本木で撮影できて本当に楽しいです。とにかく原作がすごく面白いですし、『六本木クラス』という舞台のなかで僕らが一生懸命に生きているところを楽しんでもらえると嬉しいです」
竹内涼真
‘93年4月26日生まれ 東京都出身 血液型A型●’14年『仮面ライダードライブ』に泊進ノ介/仮面ライダードライブ役で主演。’15年ドラマ『下町ロケット』で注目を集め、‘17年NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、ドラマ『過保護のカホコ』『陸王』など注目作に出演。最近の主な出演作はドラマ『テセウスの船』『君と世界が終わる日に』シリーズ、『太陽は動かない』シリーズなど。映画『アキラとあきら』が8月26日(金)公開。
『六本木クラス』
日本でも大ブームを巻き起こした韓国ドラマ『梨泰院クラス』のジャパン・オリジナル版が日韓共同プロジェクトで実現。絶望の淵に立たされた青年・宮部 新(竹内涼真)が復讐を誓って金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく。下剋上を主軸にラブストーリーと青春群像劇が交錯した究極のエンターテインメント。ほかの出演/新木優子 平手友梨奈 早乙女太一 光石研 緒形直人 稲森いずみ 香川照之 ほか●7月7日放送開始(テレビ朝日系/毎週木曜21:00~)
【衣装】ブルゾン ¥85,800パンツ ¥45,100(ともに ザ ヴィリディアン/ザ ヴィリディアン)カットソー、シューズ/ともにスタイリスト私物
撮影/平井敬治 ヘアメーク/佐藤友勝 スタイリング/徳永貴士(SOT) 取材・文/駿河良美 構成/中畑有理(CLASSY.編集室)