発売から話題になっている“辛い”ファミチキとクリスピーチキン。ハバネロを使った辛さがやみつきになると、すでにリピ買いする人も。気になる2つのチキン、実際にどんな味か試してみました。
クリスピーチキンの大人気フレーバー「ハバネロホット」
ファミリーマートのチキンといえば、看板商品でもある「ファミチキ」。ですが、2021年3月に発売された「クリスピーチキン」ももはや定番になっています。発売開始2日で200万食を販売し、1日あたりのホットスナック売上ランキングでファミチキを抜いて1位になったりと、“ファミチキ越えの問題児”と称される人気商品です。
そんな新たなファミリーマートの顔となった「クリスピーチキン」。これまでも限定販売としてハバネロホットを販売しましたが、爆発的な人気を博してきました。先に販売されていいた「クリスピーチキン ハバネロホット」(¥160)は、しっとりとした鶏むね肉にカリッとした食感が特徴のフライドチキン。
このクリスピーな食感とハバネロの刺激的な辛さがマッチした、“カリ辛”なチキンです。このカリッとクリスピーな衣が美味しさの秘密。この軽やかな食感としっとりしたむね肉の旨みで、ちゃんと辛いのについつい食べ進めてしまいます。
ちゃんと辛いのですが、激辛でヒーヒー食べられないわけではない、絶妙な辛うまなのが、ハマるポイント。気軽に買えて、食べられる「クリスピーチキン」でこの味を出しているのはうれしいところ。むね肉のさっぱりした味わいは、辛さを引き立ててくれて、おつまみとしても優秀です。
はじめまして!「ファミチキ(ハバネロホット)」の実力とは?
そんな人気の「クリスピーチキン ハバネロホット」に今回対抗馬(?)として表れたのが「ファミチキ(ハバネロホット)」(¥198)。「ファミチキ」は、鶏もも肉の“サイ”という部位を使用し、柔らかな食感とジューシーさが特徴。サクサクの衣との相性も抜群です。
「ファミチキ(ハバネロホット)」は、ハバネロの刺激的な辛さだけでなく、複数の香辛料とチキンの旨みが絶妙にマッチした“ジュワ辛”が特徴。もも肉の脂とハバネロや香辛料がいい塩梅。「クリスピーチキン」とは違った辛さが楽しめます。
脂と辛みの相性がいいのはいうまでもなく、食べた瞬間はもも肉の味わいが広がり、後から辛さが追ってくるイメージ。結果、こちらもちゃんと辛いという味に仕上がっています。ジュワとした脂の旨みはアルコールにも合いそう。
両方食べ比べしてお気に入りを決めよう
同じ「ハバネロ」でも鶏肉の部位も衣も違うと、結構な違いが出ることがわかりました。どちらが美味しいというか、好みの問題かなと思いますが、おすすめはとりあえず1回、両方を食べ比べてみること。自分の好みがどちらかを探ってみてください。個人の感想は「どっちもいい」という、全然参考にならない回答。でも、本当にどっちもいいんです。
味わいが違うので、食事として食べるならファミチキ、ランチにプラスするならクリスピー、温かいまま食べるならファミチキ、おやつ感覚で食べるならクリスピーといった具合に、その時々で選びたいと思いました。そう、選ぶためには、まず両方知っておくことが大切。ぜひ食べ比べにトライしてみて。
そして、ファミリーマートには、「ファミチキバンズ(タルタルソース)」(¥88)があるのをご存知でしたか。バーガーのバンズですが、間には特製のタルタルソースが塗ってあるので、ファミチキなどを挟むだけで美味しく食べられるという便利な一品です。名前は“ファミチキ”と付いていますが、ホットスナック用なので、「クリスピーチキン」でもOK。
ほかにも、カットしてサラダにトッピングしたり、カレーライスのトッピングにして辛さを増したり、トルティーヤで巻いてラップサンドにしたり、いろいろアレンジも楽しめます。いつもの「ファミチキ」や「クリスピーサンド」とは違う、ちゃんとした辛さが夏にはぴったり。食欲もそそられます。
ファミリーマートに行けば、気軽に、手軽に購入できて、楽しめる辛さ。自分ひとりでこっそり楽しんだり、夫婦の晩酌のお供にしたり、暑い夏に刺激が欲しくなったら、ぜひ食べてみてください。
お問い合わせ/ファミリーマートお客様相談室
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公式HP:https://www.family.co.jp/
取材・文/岡部礼子