自分でできる浴衣の着崩れの直し方。おでかけの前に簡単な所作をマスターしよう♡

夏といえば、浴衣を着ることが一大イベント。せっかくの浴衣をもっと可愛く着るテクニックをご紹介。着崩れの直し方や座り方など、簡単な所作を知っておくのも浴衣のマナー♡

着崩れの直し方をちゃんと知っておく

ちゃんと着付けをしても動いていると徐々に着崩れてしまうのはしょうがないこと。だからこそ直し方を覚えて、きれいな着こなしをキープして。

崩れた襟を整える

左手を左脇の隙間に入れて、下前(自分から見て右の前見頃)をつまむ。右手は上前(左の前見頃)をつまんで左右に引っぱる。

おはしょり(帯下の余っている部分)を下にゆっくりと引くと、たるんだ襟が胸元にぴったりとくっつく!

下がってきた裾を上げる

片手でおはしょりをめくり、上前(自分から見て左の前見頃)を上に引き上げる。腰紐がゆるまないようにもう片方の手で押さえておく。

裾は、くるぶしがぎりぎり隠れるくらいの長さがベスト。上げすぎても引きずりそうになっていても見栄えが悪いのでちゃんとチェックしよう。

詰まってくる衣紋(えもん)を直す

衣紋とは後ろ襟部分のこと。そこが詰まっていると不格好に見えるので、うなじが見えるようにこぶし1つ分は抜くのが理想的。

もし衣紋が詰まってきたら、後ろのおはしょりを下に引っぱればOK。背中の生地と後ろの襟が下に引っぱられて衣紋が抜ける。

座り方に気をつける

きれいに座らないとシワが寄ってしまってだらしなく見えてしまう。座敷で正座をするとき、イスに座るときの所作もマスターしよう。

正座をするとき

左手で上前を押さえてかがんだら、右手で上前をなでながら腰をおろす。

イスに座るとき

裾にかけて浴衣が広がらないように、右手で上前を少し引っぱってイスに座る。

浅めに座り、背もたれと背中の間は少し開ける。手は太ももの上に置き、足は開かないのがポイント。

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