都内から気軽に行ける秘境ビーチ!沖縄並みの透明度で夏休みは海遊び三昧♪

ビーチリゾートマニアが厳選!この夏、コロナ禍で遠出は難しいけれど、ビーチリゾートには行きたい!まるで天然の水族館の様な抜群の透明度と魚影!シュノーケラー憧れの秘境のヒリゾ浜からまるでハワイの様な白い砂、青い海の絶景ビーチまで都内から車で行けるオススメビーチを連載でご紹介。イルカとシュノーケルができる水族館など親子で楽しめる観光スポットも。
この夏休みのおススメ旅行スポットとして、まるでハワイの様なリゾートの「下田東急ホテル」、イルカと本格的なシュノーケルで泳げる「下田海中水族館」をご紹介してきました。今回は、海が大好き、自称シュノーケルマニアの本州で一番オススメのシュノーケルスポット「ヒリゾ浜」をご紹介したいと思います! 秘境ヒリゾ浜 ヒリゾ浜は、静岡県南伊豆の石廊崎と中木の境にあります。国立公園に指定され開発がされておらず、黒潮の通り道で潮の流れが早いなどの条件が重なり、抜群の透明度を誇る海水浴場です。本州では珍しい熱帯魚やエダ珊瑚が見られ、シュノーケリングには絶好のポイントです。船でしかいけず、浜にはトイレや販売機、海の家はありません。なので、ちょっと不便なのが秘境と言われる所以ですが、実際にヒリゾ浜の船着場までは、車で行けますし、駐車場も完備。気軽にアクセスできて秘境気分が味わえるビーチです。 オススメの時期 ただし、これだけ素晴らしいシュノーケルスポットなので、近年口コミで訪れる人も増え、特に夏休み期間中は大変混み合います。お盆はピークで、日がのぼる前から待っている人もいるので、船が出る時間には駐車場がない場合もあります。午後は比較的空いてきて、駐車場が開くこともあります。なので、密を避けたい場合は、台風が来なければ、海水温も上がる9月過ぎの平日がお勧めです。 ヒリゾ浜に向いている人 浜は狭くて、石がゴロゴロ。上の写真の様に、夏休みのお盆のピーク時は浜はあっという間に人でぎっしり。足場の悪い小さな浜で、パラソルもさせず、日陰もないので、白い砂浜で、青い海を眺めてゆっくりバカンスを楽しみたい方には向いていません。(ママもゆっくりできる海外気分が味わえる素敵な南国ビーチはこちらや次回紹介しますのでご心配なく!) 泳げなくてもヒリゾ浜を楽しめる遊覧船 また、泳ぐのが苦手な方は石廊崎の港から遊覧船も出ているので、雄大な伊豆半島最南端の景色や海底まで見える抜ける様な美しい青いヒリゾ浜周辺の海を船上から眺めることもできますよ。 ヒリゾ浜への準備 可愛いビキニの水着でパシャパシャというのは完全にアウェイです。本気のシュノーケラーがやってきます。沖まで出て泳ぐ場合は、事故防止の為にも完全装備で来てください。水着の上にラッシュガード、下もレギンスタイプのものが良いでしょう。岩場なのでビーチサンダルではなく、マリンシューズは必須です。 シュノーケルマスクの他、フィンも必須です。潮の流れが速く、より透明度の高く魚のいるポイントまでは、フィンなしでは辿り着けません。私は元水泳部で泳ぎはかなり得意な方で、潜るのも好きなので、シュノーケルでは浮具をつけるのは好きではないのですが、ヒリゾ浜では上級者でも流され安いので、必ずライフジャケットを装着して泳いでいます。 日中は、日陰が殆どなくなるので荷物置きも兼ねて、簡易テントを持ち込む人も多いです。風が強いのでパラソルは厳禁です。 子供と楽しいヒリゾ浜 沖合は上級者向けなので小学校の高学年くらいからがお勧めです。手前は浅瀬で低学年のお子さんでも遊泳は可能ですし、たくさんの生き物がいて楽しいと思います。お子さん連れのご家族も多いですよ。 流れの早い場所には行かない様に監視船も見守っていますし、きちんと保護者の方が見守れば、STORY世代のご家族が楽しめるビーチです。 ドロップオフは別世界 シュノーケル上級者はドロップオフまで行くと、びっくりするくらいの魚影が見られます。天気の良い日は数メートル先の海底まで見渡せる透明度です。もちろん、潮の流れや天候で透明度が変わりますので、いつでも抜ける様に青く透明な海に出会えるとは限りません。これまで何回か行ったヒリゾ浜ですが、運よく晴れの日に当たり、素晴らしいコンディションに恵まれました。 透明度が高いということは、潮通しがよい為、流れが速い場所があるということですので、上級者の方でも決してスキルの過信をせず、浜に帰る体力を残しながらシュノーケリングを楽しんでくださいね。 沖縄まで行くのは難しいけれど、関東近郊でシュノーケルを楽しみたい方はぜひ、南伊豆のヒリゾ浜に行ってみてくださいね☆ ヒリゾ浜の渡し 料金  乗船券2,000円 (大人〜中学生)     子供1,000円(4歳〜小学生) 2022年7月1日㈮~9月30日㈮ ※予定
ヒリゾ浜 〒415-0311 静岡県賀茂郡南伊豆町1260 中木
ライター・Rina Ota
ライター・Rina Ota
代官山生まれのフォトグラファー・ライター。海外留学を経てシンガポールの外資系通信社に就職。結婚を機に東京に戻り、アメリカ人の夫と2人の子供の子育て中。大の旅行好きで人生の半分を海外で過ごす。シュノーケルが好きすぎて東南アジアでツアーや結婚式を企画するほど。
STORY