男性よりも女性のほうが身長が高いカップル、それが逆身長差カップルです。

高身長の女性が増えている今、逆身長差カップルはそれほどめずらしくなくなってきました。

今回は、逆身長差カップルのメリットや逆身長差カップルになったら、どんなことに気をつければいいのかを紹介します。

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逆身長差カップルとは？ 彼女のほうが背が高いカップルのこと

逆身長差カップルとは、女性のほうが背が高く、男性のほうが背が低いカップルのことです。

日本人の平均身長は21歳の男性で172.5cm、21歳女性は157.1cm※であり、男性のほうが高いことがわかります。

つまり、一般的には男性が高身長で女性のほうが背が小さいカップルが多くなります。

しかし、なかには女性のほうが高身長のカップルもいて、このようなカップルを一般的なバランスとは「逆」として逆身長差カップルと呼ぶのです。

ちなみに男女の身長がほぼ同じカップルのことは、「身長差ゼロカップル」といいます。

 

逆身長差がある相手と付き合う心理

一般的なバランスとは逆の逆身長差カップルは増えてきたとはいえ、まだ少数派です。

まわりからあれこれいわれることも、しばしばあるでしょう。

それでも自分よりも背の低い男性、あるいは背の高い女性と付き合うのにはどのような理由があるのでしょうか？

逆身長差がある相手と付き合う心理を紹介します。

 

高身長の女性＆小柄な男性が好み

男性からすると背が高い女性が、女性からすると小柄な男性がもともと好みであるケースもあります。

背の高い女性はスタイルがよくモデルのようでかっこいいイメージがあるそうです。

また、小柄な男性は甘えるのが上手で子犬のように人懐こく可愛らしいと感じている女性も多いのだとか。

このようにもともと好みのタイプの異性と付き合ったら、自然と逆身長差カップルになったというパターンもあるでしょう。

 

好きになったら身長は関係ない

好きになった相手の身長がたまたま自分よりも低かった、高かっただけの話で、逆身長差は大きな問題ではないと考えている方も多いようです。

そもそも付き合う相手の見た目は二の次で、内面が好きだから付き合っているので、身長はそれほど重要なことではないのです。

中身に惹かれた相手の身長がたまたま高い・低いからといって、「好きじゃない」となるわけではありませんよね。

 

最初は気にしていたがしだいに慣れる

付き合った当初は、まわりにどう思われるのかを気にしていたものの、ふたりでいることが自然になってくると身長なんて気にならなくなります。

逆身長差があっても、「これが私達カップルの個性なんだ」と思えるようになります。

カップルとしては少数派かもしれませんが、慣れてしまえばまわりの声を気にするよりも、ふたりが楽しく過ごせることのほうが大切だと気づけるでしょう。

 

逆身長差カップルのメリット3つ

まわりの目が気になったり、ヒールを履くのに気をつかったりなど、デメリットも気になる逆身長差カップル。

しかし、実際に逆身長差カップルになってみると、メリットも多いと感じるそうです。逆身長差カップルのメリットを紹介します。

 

内面を磨き合える

身長は生まれ持った性質のひとつなので、いくら低くしたい、高くしたいと願っても思い通りにはいかないものです。

その分、逆身長差カップルは内面を磨き合うことができます。

身長や外見よりも、内面が好きで付き合っているので、お互いに深く信頼し合っています。

外見よりも内面や行動で、恋人に喜んでもらおうと努力できるカップルが多いでしょう。

 

目線の高さが同じでコミュニケーションが取りやすい

男性のほうが背の高いカップルの場合、身長差が20～30cm以上もあるカップルもめずらしくはないですよね。

しかし逆身長差カップルは、身長差がそれほど大きくないケースが多いです。

例えば男性が168cmで女性173㎝のカップルの場合は、女性のほうが高身長ですが、身長差は5㎝とそれほど大きくありません。

逆身長差カップルは目線がそろうので、つねに顔が近くにあり、コミュニケーションが取りやすいのです。

屈んだり背伸びなどをしたりしなくても、顔を寄せ合って同じ高さの目線で過ごせるので、心が通じやすいメリットがあります。

 

まわりの反応を気にせず付き合える

日本人の平均身長は男性のほうが高いため、どうしても「男性のほうが高身長であるのが普通だ」と考える方もいます。

なかには、逆身長差カップルを好奇の目で見たり、心ない言葉を投げかけてきたりする友人もいるかもしれません。

そんなまわりの反応に最初は戸惑うかもしれませんが、しだいに「まわりなんて関係ない」と思えるようになってきます。

周囲から何をいわれても揺るがない絆の強さが、逆身長差カップルにはあるのです。

 

逆身長差カップルがうまくいくための心得

自分が逆身長差カップルになった場合は、どのようなことに気をつければうまくいくのでしょうか。

大切なことはまわりの目を気にしすぎないことと、相手を思いやることです。

逆身長差カップルが長続きするための秘訣と心得を紹介します。

 

周囲の目を気にしすぎない

いちばん大切にしたいことは「周囲の目を気にしすぎない」ことです。

世の中には逆身長差カップルはたくさんいますが、それでもまだ少数派なので、まわりから何かいわれることがあるかもしれません。

しかしふたりのことにまわりの意見は関係ないのですから、「これが私達！」と堂々としていて大丈夫です。

周囲の反応を気にしすぎていていると彼女が猫背気味になったり、彼が申し訳なく感じてしまったりして、ふたりの関係も気まずくなってしまいます。

 

彼の希望を聞く

たとえばヒールを履きたいときなどは、彼にどう思うか聞いてみることをおすすめします。

彼が気にしないのならあなたも気にせず、好きなファッションを楽しみましょう。

彼のためにお気に入りのヒールを履くのを我慢していると知ったら、彼も悲しい気持ちになってしまうはずです。

彼が気にすることはやめておくべきですが、彼が気にしないことはあなたも気にしないのがいちばんです。

あなたが気にしすぎていると、逆に彼にコンプレックスを再認識させてしまうことにもなりかねません。

希望を聞いたり、意見を交わし合うように心がけたりして、「気にすること」と「気にしないこと」の区別をつけていくとよいでしょう。

 

彼が気にしていたら受け止める

お互いが身長差を気にせず付き合っていたとしても、ときには彼が申し訳なさそうにしたり、身長のことを気にしすぎて落ち込んでしまったりすることもあるかもしれません。

そんなときは「私のことを考えてくれてるから、気にしすぎちゃうんだよね」「私はそんなあなたの優しいところが好きだよ」と受け止めましょう。

彼が身長のことを気にしすぎてしまうのは、あなたのことを思えばこそのことです。

あなたのことを考えてくれる彼を尊重し、落ち込んでしまう気持ちそのものを受け止めることで、彼も安心してくれます。

 

お互いのよいところを伝え合う

お互いのよいところを見つけ、伝え合うことで絆が深まります。

心の結びつきを強めていけば、身長も相手の個性であり、よいところのひとつだと感じられるようになるでしょう。

身長は、ふたりの努力でどうにかできるものではありません。

どうにもできないことを嘆くよりも、お互いに寄り添い合い、内面を磨く努力をするほうがポジティブですよね。

よいところ、好きなところをたくさん伝えて、より強い信頼関係を築きましょう。

 

逆身長差カップルのよさは心の距離が近くなりやすいこと♡

逆身長差カップルには、目線の高さが同じになりやすく心の距離が近くなりやすい、まわりの目を気にせず付き合えることなどメリットがたくさんあります。

逆身長差があっても、お互いに信頼しあっていれば何の問題もありません。

身長に関係なく幸せになっている逆身長差カップルはたくさんいます。周囲の目は気にせず、ふたりで素敵な関係を築いてくださいね。

 

Text_Akane