不思議な形をしたこちらのアイテムは、何と落ちている枝と一緒に使う調理ツール!環境保全に取り組んでいるスウェーデンのアウトドアブランド「LIGHT MY FIRE」の商品です。その良さを実感すべく、キャンプ場で実際に使ってみました!
野菜からマシュマロまで♪お好みの食材を刺して使います
左からヘイジーブルー、マスティイエロー、ダスティピンク、サンディグリーンの4色のカラーバリエーション。ヘイジーブルーとマスティイエローで1セット、ダスティピンクとサンディグリーンで1セットになって販売されています。
※商品の価格など詳細は以下よりご確認ください。
https://highmountstore.jp/shopdetail/000000002032/
https://highmountstore.jp/shopdetail/000000002031/
先端についているのは安全に持ち運ぶための保護カバー。さりげなくブランド名が刻印されたカバーは北欧ならではの少しくすんだ色味が可愛い♡また、このカバーはバイオプラスチック製。地球への優しさもきちんと考えられている商品なんです。
フォークの先端付近に指で力をかけると、簡単に保護カバーから取り外すことができます。
取り外すとこのような状態に。保護カバーを外した状態のステンレススチール製のフォークは、先端付近に力をかけると中央付近にある輪っかが重なり一つの輪に。根本と中央部分の輪に木の枝を通すと柄になります。二股にわかれた先端のフォーク部分に食材を刺して使う仕組みです。
まずは柄にする枝を探します。
ある程度太い枝だと安定感が出るので、ちょうどいい枝がないかあたりを物色。大人も子どもに戻ったかのように、枝を探すことに必死です(笑)。家族総出で探してこれだけ集まりました。準備段階から楽しく、これはハマる予感。
あとは枝を2か所の輪に通して先端に食材を刺せば準備OK。手始めに子どもたちも大好きなとうもろこしをカットして焼いてみました。持ってみると、深めのフォークでホールドしてくれるため、思った以上に安定感があります。
柄にしたのは長めの枝なので、焚き火に近づくことなく火に炙ることができて安心。子どもたちも枝を使って食材を焼くのは初体験ですが、自分たちで炙り加減を調整しながら楽しんでいました。
王道のマシュマロを炙ってスモアづくりもできます。いつも竹串を使って炙るのですが、短めの竹串を持つと、どうしても焚き火に近づかなくてはならず、親としては内心ハラハラ。でもこのファイヤーフォークは柄にする枝で持ち手の長さを調節できるので、太くて長めの枝を選べば安心です。
こびりつくことなくきれいに火を通せて感動!
こちらは枝の先端に取り付けるだけの、小さなグリル。食材を開いたグリルに乗せて焼き網として使ったり、挟んで炙り焼きにしたりとさまざまな使い方ができます。
※商品の価格など詳細は以下よりご確認ください。
https://highmountstore.jp/shopdetail/000000002033/
開くとこのような形に。この上に食材を乗せて焼くことも可能です。
食材を挟んでフックで固定することができます。炙り焼きにしたいときも食材をしっかりとホールドできて安心です。
今回はステーキと魚の炙り焼きにチャレンジしました。具材はグリルの大きさに合わせたサイズにあらかじめカットしておくか、小ぶりなものを準備すると調理がスムーズです。
最初に拾ってきた枝をこちらでも活用。根元部分の輪に枝を通して固定します。
食べやすい大きさにカットしたステーキに塩こしょうを振り、グリルに挟んでロックします。
あとはじっくりと焼くだけ。好みの焼き加減になるまで火を通せばOKです。
炙るときも安定感があるので、火加減の調整もしやすく初心者の私でも簡単に焼くことができました!すごく美味しいと家族にも大好評。
続いて魚の切り身にも挑戦。若干火の勢いが強まっていますが、そんなときも炙り焼きなら、網焼きに比べてスムーズに火から遠ざけることができて、食材を黒焦げにすることもありません。
炙り焼き自体初めてだったので上手くできるかドキドキしましたが、想像以上に簡単かつきれいに焼けて驚き!焼き網を置いて焼くと、コンロの火とは違って火加減の調節が難しいですが、炙り焼きなら自分で炙る位置を簡単に変えることができるので、焼きすぎたり火が上手く当たらなかったりすることもありません。
また、BBQのときに焼き網でお肉を焼くと網にこびりついて取れなかったり、魚の身がボロボロになってしまう失敗をしがちなのですが、このグリルはこびりつきにくく、スムーズに網からお皿に食材を移すことができました。
どちらの商品も柄は枝なので、使い終わったら洗うのは本体のみとお手入れが簡単。柄は現地調達すれば良いのでかさばらず荷物にもなりません。
調理から子どもも大人も楽しめて大満足!焚き火をするなら体験する価値大です。ぜひチェックしてみてくださいね。
【お問い合わせ先】
ハイマウント https://highmount.jp/
取材・文/西村絵津子