【JO1】祝・初アリーナツアー! 約8,000字ライブレポ【前編】
グローバルボーイズグループ「JO1(ジェイオーワン)」が、初の全国ツアー「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’」を開催中! 9/22(木)のマリンメッセ福岡公演では、10/12(水)リリースの6TH SINGLE「MIDNIGHT SUN」から表題曲「SuperCali」(読み方:スパカリ)をサプライズで初披露。JO1&JAM(※JO1のファン呼称)が待ち望んだ全国ツアーということもあり、全力で歌って踊って26曲、3時間越えのライブに…! そんな気合いの入りまくった「2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’ @9/22福岡」オンライン配信ライブの様子をレポートします。
9/22@マリンメッセ福岡A館『2022 JO1 1ST ARENA LIVE TOUR ‘KIZUNA’』 セットリスト
セットリスト
オープニング映像
01. Move The Soul
02. Born To Be Wild
03. Algorithm
04. YOLO-konde
05.Walk It Like I Talk It
トーク
06.Shine A Light
07.MONSTAR
VCR
08.Dreamer(川西/河野/豆原)
09.ICARUS(川尻/金城/佐藤/白岩)
10.So What(大平/木全/鶴房/與那城)
トーク
11.君のまま
12.ZERO
13.僕らの季節
VCR
14.SuperCali (スパカリ)※サプライズ初披露
15.無限大
16.La Pa Pa Pam
トーク
17.Speed of Light
18.ALL HOURS
19.OH-EH-OH
20.GrandMaster
トーク
21.REAL
アンコール
22~25.Dreaming Night+Touch!+My Friends+Run&Goトーク
26.With Us
JO1&JAM待望の全国ツアーが幕開け!
まずは激しいパフォーマンスで魅せる “ゴリゴリ系”ソング5連発でご挨拶!
ライブのスタート時間となり、スクリーンにはメンバーの絵文字モチーフで遊び心を効かせた11人の紹介映像が。その後、舞台裏に現れた11人の影が映し出され、バーン!という破裂音と共に”KIZUNA”の幕が下りると、爆イケレーサー風衣装に身を包んだ気合い満タンな11人が降臨!
1.Move The Soul
「行くぞー!福岡―!!!」というギャップ番長・木全翔也くんの雄叫びと共に、まずは「Move The Soul」からスタート。この曲は、競馬学校を舞台にしたTVアニメ「群青のファンファーレ」OPテーマとして書き下ろされた、Go to the TOPを目指すJO1らしい歌詞と疾走感の溢れる曲調が人気のナンバー。生バンド演奏に合わせて“口から音源”な歌声と息ぴったりなシンクロダンスで圧倒する11人。「配信にもめっちゃカメラ目線くれる!」「生バンド、最&高」「與那城 奨くんの髪にキラキラ付いていて可愛いー!」「え、今、白岩瑠姫くんがジャケットダンスで挑発したよね…?!」などなど、序盤から爆沸き案件が多発。おそらく全JAMの心中はお祭り状態に。
2.Born To Be Wild
続く2曲目は、JO1のメインボーカル河野純喜くんがセンターを務め、彼のパワフルボイスをもっとも堪能できる曲の1つ、「Born To Be Wild」! …と、ここで一旦触れておきたい点が、今回のバックサウンドが「生バンド」であること。全26曲、3時間越えの生楽器演奏…、圧倒的感謝!! そして、JO1のライブといったら、河野くんによる「Born To Be Wild〜!」は絶対に欠かせない最重要項目の1つ。今回は、生演奏に合わせて自然と「ムブソ」から「ボントゥビ」へと繋がっていくver.なレア度の高い「Born To Be Wild〜」。デビュー3年目のこなれ感にグッときてしまいました。
3.Algorithm
3曲目もカロリー消費量MAXなゴリゴリ系のヒップホップ「Algorithm」。JO1の鉄板といえば、Go to the TOPを目指す少年漫画の主人公系ソング。この曲でも激しい歌&ラップ&ダンスでひたすら自分たちを鼓舞! 余談ですが、さらに透明感に磨きをかけているJO1の天使といえば、大平祥生くん。この曲では、喘ぐような低音ラップを炸裂して、堕天使な魅力を全開に!
4.YOLO-konde
4曲目は、NHKの特番で初披露、「Stray Kids」が作曲、JO1メンバーが作詞、川尻 蓮くんが振付けを手がけた…という情報量満載のナンバー『YOLO-konde』。JAMが沸く要素が盛り沢山な曲ですが、披露されたのはNHK特番と先日催されたGirlsAwardのみ…という伝説の曲。この曲では、某女性誌の次世代国宝級イケメン1位に輝いた鶴房汐恩くんに注目! タイトルにもなった「Yolo-konde」というキメパートや、「敷かれた レール乗るなら 永遠 愚図と断定」というロックな歌詞割りを担当。ニヤリと国宝級顔面を歪めながらオラついた歌声を披露してくれるのが最高でした!
5.Walk It Like I Talk It
5曲目は、「Walk it Like I Talk It」。デビュー以降の活動期間がコロナ禍と丸かぶりしたJO1。ですが、粛々とパフォーマンススキルを磨き、自信を育んできた集大成が楽しめる曲! 脅威のシンクロ率はもちろん、迫力に満ちた通称「お鶴神輿」(※ガタイの良さを誇る鶴房くんを担いで11人が重機になる)や、白岩くんの玉座&大平くんのエアピアニスト(※11人が絡まり合って壮大な椅子になる)など、JO1の十八番・団体フォーメーションなど、レベチな見どころが目白押し。現場からは「あらゆる角度から見るお鶴神輿はなかなか味わい深かった」という声が!
序盤からゴリゴリ系5曲をトップスピードで駆け抜けて、ようやくトークコーナーへ。木全くんは地声で「福岡ー! こんにちはーーー!!!」と絶叫、鶴房くんが「は・か・たのしおん♪」と、福岡JAMのハートを鷲掴みに。福岡出身の川尻くんが「福岡、ただいまー! 昨日ね、福岡が楽しすぎて、夜ちょっと眠れなかったんですよ。そのときJAMのことを考えていて。JAMって0を1にする力があるなって思ったんです。こうやってライブできるのも、デビューできたのも、みんなのおかげ!」と感謝をつづったひと幕も。
VCRタイムは「KIZUNAタロットの館」へ…
6. Shine A Light
その後、金城碧海くん×川西拓実くんによるドラえもん風の曲振りから、6曲目『Shine A Light』がスタート。川西くんがセンターを務め、星がキラキラ輝くような「スターダンス」で魅せる、多幸感いっぱいのナンバー。川西くんといえば、JO1が誇る国宝級イケメンであり、ダンス・歌・ラップをセンスよくこなすオールラウンダー。初見さんを仕留める決定力の高さからか、川西くんから始まるJO1ソングはかなり多い…! 今回も、曲始まりにふり返った川西くんによる国宝級顔面×愛嬌が画面に映る→観客卒倒→気合いの入ったパフォーマンスで歌の世界観に引き込む…、という三段戦法が観測できました。
7. MONSTAR
“怪物”と“君だけのスターになる”という2つの意味が感じられるワイルドかつロマンティックな世界観が人気の曲です。すでに激しい6曲を歌い踊り狂っているにも関わらず、デビュー1年めの曲だからか、パフォーマンスに余裕が感じられるし、顔が美しいままであることに感動。琴線に触れるようなミステリアスな佇まいと繊細な歌声がJAMの芸術感度を刺激しまくる金城碧海くんは、完全にこの世界の住人に。大平くんの心臓をもぎ取る意味深なパフォーマンスなど、つい彼を目で追ってしまうJAMが続出!
7曲を走り抜けて、ようやくVCRタイムに。JO1は本当に絆で結ばれているのかを占うべく、KIZUNAタロットの館へ訪れる…というストーリー。川尻くん扮する占い師に「JO1はバラバラになってしまう。…15分間くらい♡」というお告げがあり、ユニットステージに突入!
ユニットステージで新たな一面も
8. Dreamer(川西/河野/豆原)
まずはJO1メンバー全員が初主演を務めたAmazon Primeで配信中のドラマ『ショート・プログラム』の渡部亮平監督作品に出演した川西くん、河野くん、豆原一成くんが、ドラマの主題歌となった「Dreamer」を熱唱。ステージに立つことを夢見てきた彼らが、ライトスティックの海の中、スタンディングで情感たっぷりに歌う姿に尊さが限界突破!
9. ICARUS(川尻/金城/佐藤/白岩)
9曲目の「ICARUS」を歌ったのは、川尻くん、金城くん、佐藤くん、白岩くん。イカロスの翼をイメージした高難度なコレオが注目されてきた曲ですが、今回はスタンドマイクで歌をしっかり聴かせるステージに。川尻くんのハイトーン、金城くんのセクシーな歌声、白岩くんの力強いラップ、佐藤景瑚くんの奥行きのあるエモーショナルな歌声のバランスが絶妙! 生のバンドサウンドと合わせていることもあり、どこかロックテイストなところも新鮮。JO1のムードメーカー・佐藤くんは歌った後「めちゃくちゃ、カッコつけましたよ!」なんて照れ臭そうに語っていましたが、スタンドマイクを操る姿はスターオーラ全開、高い歌声も低い歌声も、何もかもが美しい!
10. So What(大平/木全/鶴房/與那城)
10曲目は大平くん、木全くん、鶴房くん、與那城くんによる『So What』。JO1の十八番である少年漫画の主人公系ソングで、ヒップホップな曲調とオラついた歌詞が気分を高揚してくれる名曲! 縦横無尽&軽やかにパフォーマンスしつつ、しっかり歌&ラップを聴かせるステージを披露してくれました。とくに印象的だったのは、2000年生まれの3人に混じった、JO1リーダーの與那城くん。まるで夢の国のプリンスのような包容力と人間力を感じることができる彼。きっと普段からJO1長男として色んなものを大きな背中に背負っているであろう與那城くんによるボースティングには、グッとくるものがありました。ここでユニットステージは終了!
JAMへの想いがこもったステージにうっとり
11. 君のまま
ここからは、JO1のデビュー以降、色んなことを分かち合ってきたJAMへの想いがこもった3曲がスタート。11曲目は、木全くんが「僕も大好きな曲です」と曲振りをしてくれた「君のまま」。余談ですが、木全くんといえば、大食い番長、自称サブリーダー、寿司王子など、キャラの宝石箱ではありますが、“ギャップ番長”という個性も要チェック。普段は気のいい食いしん坊ですが、板の上に立つと何か憑依したような迫力を醸し出す、その振り幅が持ち味。今回のライブでも、木全くんが普段の姿からは想像がつかない低い声で観客を煽ったり、歌詞やメロディを状況に応じてさらっと変えたり、目の据わったラップで沸かせたり…、そういう姿を見てJAMは「生のライブって、最高!」と実感したはず。でも、この曲だけはあえて普段の彼が一生懸命メッセージを伝えてくれるような歌声で届ける、というギャップの裏をかいてきたのがもう…。
12. ZERO
ライブ序盤の川尻くんによる「JAMは0を1にする力がある」というコメントを象徴するような歌詞が印象的なバラード。ペンライトの海の中、11人が円柱ステージの上で全方位のJAMにファンサをしつつ、ちょっと瞳を潤ませながら歌い上げてくれました。
13. 僕らの季節
JO1のプリンス・白岩くんがセンターを務め、「やたらと過去形が多いな」「登場人物の関係性は!? 」など、歌詞のちょっとした違和感がクセになるウィンターラブソング。例えば、「暗い夜には 君が浮かぶから 日が暮れないでほしい」という不穏な歌詞は、JO1の夢の国プリンス・與那城くんよる包容力のある歌声でロマンティックに昇華。この曲のハイライトである白岩くんの「君がいないと できないよ何にも」という狂気をはらんだ歌&パフォーマンスは、続く河野純喜くんの真っ直ぐでピュアな「そばにいて」というハイトーンで浄化。この曲の2面性がライブでもしっかりと楽しめました!
JAMへのメッセージを伝えたところで、VCRタイムに。このライブの素晴らしさをもっと伝えるべく、CMを作っちゃおう!という設定。CMでは、マンネの豆原くんがおじいちゃん役、長男の與那城くんが幼児役を務める配役の妙があったり、河野くんのスタイリッシュな筋トレ風CMで全JAMが思わずどよめいたり、見どころ盛りだくさんな仕上がりに!
6TH SINGLE「MIDNIGHT SUN」10月12日(水)リリース!
表題曲「SuperCali」MV
今作では、成長の過程で感じる”痛み”を、理想と現実の狭間、昼か夜かわからない奇異な世界での恐れや胸の高鳴りになぞらえて表現。その中でこそ見つけることのできる、自分たち自身の新たな一面を追究した作品に仕上がっている。中毒性の高いリード曲「SuperCali」をはじめとする新曲全4曲を形態別に収録。初回限定盤A(DVD付き)、初回限定盤B(PHOTO BOOK付き)、通常盤の全3形態。詳しくは、JO1オフィシャルサイトをチェック。JO1公式YouTubeにて表題曲「SuperCali」PV公開中!
JO1(ジェイオーワン)って?
大人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で、約6500万票の視聴者投票から選ばれたメンバーは、大平祥生、川尻 蓮、川西拓実、木全翔也、金城碧海、河野純喜、佐藤景瑚、白岩瑠姫、鶴房汐恩、豆原一成、與那城 奨[敬称略]の11人。’22年よりYSL BEAUTYのアンバサダーに就任。また、‘21年度Twitterトレンド大賞では「最もツイートされた著名人」、「最もメンションされたアカウント(※ミュージック部門)」、「最も使われたハッシュタグ」3冠達成、拡散力の高いアーティストとしても話題の存在に!
続いての後編ではついにあの曲を披露…!サプライズが行われたシーンや後半の様子もしっかりお伝えするのでお見逃しなく♡
写真:©LAPONE ENTERTAINMENT