青山祐子さん「子供のポートフォリオ(学習記録)を活かして、豊かな学びをサポート」

挑戦心、創造力を刺激し、成長を育む新たな取り組み

子供達は学校でどんなふうに学習を進めているのでしょう。

1学期だけ通った日本の公立小学校では、子供達が持ち帰るプリントや作品を見て、学校で学習した内容を知ることができました。思い出として大切に保管してある作品もあります。

そんな子供達の学習記録を、思い出としてだけでなく、子供の学習意欲を促し、新たな挑戦、発想へと繋げられるとしたら。

香港の学校で始まったばかりの取り組みについてご紹介します。

子供達が通う学校では、「いじめ」「本の読み方」「子供のソーシャルメディア」など、様々なテーマで親へのワークショップが毎週のように開催されています。

先日は、子供のポートフォリオ(学習記録)を家庭でどう活かし、学びをサポートするかについてでした。

子供のポートフォリオとは、学校で取り組んでいるプロジェクトや、子供の考えをビデオや写真に記録したものです。クラスの先生から、オンラインアプリのSeesawを使って、完成品だけでなく、作業途中の草案や、子供がアイデアを語った録音などが親に共有されます。

例えば、文書を書くための構成イメージや、計算問題をどうやって解くか、初めてのウクレレ演奏など、学習の途中で、これまでにできたこと、次のステップへ向けての考えなどを子供が語り、録画されたビデオが届きます。

[音声で、子供が足し算の考え方を説明]

[音声は、子供の自己評価。できたこと、次の目標を語っています]

[お姉ちゃんの作文の草案]

[うまくできたところを自己評価。友達からのいいね評価も参考に]

 

親は、作業途中の動画や写真を見て、子供の取り組みを応援するコメントを送り、家庭で子供と会話をします。

子供との会話のポイントは”TAG

TTELL  いいね!と思ったことを具体的に褒める。よくなった点を伝える。

AASK  質問を投げかける。どんな工夫をしたの?何をもっと学びたい、知りたい?

GGIVE SUGGESTION タイトルに合わせて締めくくるには、他にどんなアイデアが浮かぶ?

もっとよくするには、どうしたらいい?

ただし、親が誤りを修正したり、答えを教えることはしません。

 

学びの冒険に挑戦する子供を褒めながら、新たな視点、発想を促し、ゴールを目指すのです。

子供が課題に取り組む前に感じたことが、実際にやってみてどう変化し、何を学んだか。

学習過程を記録したポートフォリオを通して、子供は自分の成長を客観的に確認でき、自信につながるという効果も期待されます。

完成に至る経緯、努力も見えるので、テストの結果では測れない、子供の考える力、学ぶ力、創造性を評価し、サポートすることができます。

皆さんも、夏休みの自由研究など子供と一緒に課題に取り組んだ時に、我が子の独創性や、好奇心、頑張る力を発見した経験があるかもしれません。

子供のランドセルの中に、書きかけの作文やノートを見つけたら、”TAG”を試せる材料があるはず。学校から持ち帰る作品や、テストは、点数を確認するだけではなく、いいなと思った点を具体的に褒め、子供が工夫した点、頑張ったところ、うまくできたところなどを話してみると、そこに込められた思いが溢れ、次への挑戦する意欲が湧いてくるかも。

ちょっとした工夫で、子供の自信を深め、新たな発想、考える習慣、挑戦心を刺激できるなんて、親子の会話は大事にしたいですね。

さて、香港の学校では、コロナでできなかったハロウィンの仮装パレードが2年ぶりに開催されました。

お兄ちゃんお姉ちゃんの学年は、手作りのコスチュームが条件。

個性豊かなコスチュームには子供のアイデアがたくさん詰まっています!

 

 

 

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