今は小学校の授業でも学ぶことが多い「SDGs」。家族でお出かけしながら、楽しく学べると、暮らしの中でも自然に取り入れやすいですよね。そんな大人も子どもも楽しみながらためになるスポットをご紹介!今回は、「パナソニックセンター東京」をご紹介します!
\体験したのは/
木村 香さん(39歳)・栄太くん(9歳)・圭太くん(7歳)・愛子ちゃん(5歳)
「SDGsという言葉は、小学校の授業などでもよく聞くように。興味を持ち始めた子どもたちが、楽く知識をつけられる場所をまさに探していました。今日は親子で、社会科見学に来た気分で楽しみたいと思います!」(香さん)
便利な暮らしの背景にある問題を考える「ラーニングエリア」
中央のツリーをぐるりと囲むエリアで、SDGsについて学べる資料などが展示されています。
画面に3 択で出題されるクイズに、ボタンを押して解 答していくトリビアコーナ ー。遊びながら、自然とSDGsの知識が身につきます。
電化製品が人々の暮らしを豊かにする一方で、二酸化炭素排出量など現代社会が抱えるさまざまな問題があることを教えてくれるコーナー。持続可能な未来のために取り組むべき課題とは何か、を考えるきっかけになりそう。
地球温暖化の問題をゲームで学ぶ「地球温暖化からシロクマを救え!ゲーム」
北極に棲むシロクマが、アザラシを捕獲していくボードゲーム。子どもたちはゲームを通じて、シロクマに起こっていることや地球温暖化について知り、環境について考えることができたよう。ゲームの点数ランキングでは、木村一家が見事1位に。
ゲームを体験しての感想や意気込みをパネルに書き込むと、中央の木のモニュメントに文字が投影されます。大人顔負けの考えを書き込む子も!
家電をリサイクルして新たな製品の材料に「PETEC※紹介展示」
テレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機を解体し、資源を選別して再利用する、パナソニックのリサイクル工場を紹介。再利用される金属などの展示があり、リサイクルの流れがわかります。
※PETEC:パナソニックエコテクノロジーセンター
SDGsが掲げる17の目標をテーマにした本が揃う!「S D G sライブラリー」
施設内でのみ読める本が並ぶライブラリーコーナーは、SDGsに関する本が充実。窓辺のイスに座ってじっくり読書したり、ワークショップ後に気になったことを調べたりすることができます。
サステナブル・シーフードが海の豊かさにつながる「海の環境を守る取り組み紹介」
「サステナブル・シーフード」は、獲りすぎや自然を傷つけずに獲られたりした魚介類。天然水産物に「MSC」、養殖に「ASC」の認証ラベルが。パナソニックの社員食堂でも採用しているそう。
クイズやゲームを通して感じたこと、学んだこと
大人もドキッと気づかされる学びがありました
親子一丸となってボードゲームに熱中! 一見シンプルな遊びのようですが、とても奥深い結末で、大人の私も地球温暖化について考えさせられ、新しい気づきがありました!
家で自分ができることからやりたい!
地球温暖化についてのクイズに挑戦。電気の無駄遣いをしないとか、気温が上がる原因の二酸化炭素が出る量を減らすために、自分ができることからやってみようと思いました。
魚を獲る量が決められていることにびっくり
ファストフードやスーパーでサステナブル・シーフードを取り入れているお店があると聞き、いつも行くお店でマークのついた商品があるかどうか、探してみたいと思いました。
面白そうな本がいっぱいでワクワク♪
絵本の『あつかったらぬげばいい』があり、読んだら気分がすっきりして面白かった! 自分では思いつかなかったことをする人がいて、いろいろな人がいるのは楽しいなと思いました。
東京都江東区有明3-5-1
☎ 03-3599-2600
営業:10:00~18:00
休館日:月曜、年末年始
https://holdings.panasonic/jp/corporate/center-tokyo.html
撮影/山辺恵美子 取材・文/加藤文惠 編集/倉澤真由美
2022年Mart秋号 お出かけついでに親子で学べる Mart流「SDGs」体験ツアーへGO! より