【東京、気負わず行ける店】新年会に!わざわざ行きたい「浅草」の名店2つ【すき焼き、イタリアン…】

浅草は観光だけじゃない!わざわざ足を伸ばして行く価値がある名店があります。今月は、浅草エリアでおすすめしたい新名店を2つご紹介します。

1.西浅草で「女子会」

有機野菜と自然派ワインの優しい味わいをカジュアルに

「Dochaku=土着」という店名が表すとおり、その土地に息づくモノや時間を体感できる一軒が2022年9月にオープン。千葉県山武市の有機農家から届く色とりどりの野菜を生かしたメニューは、瑞々しい素材の滋味と季節の移ろいを楽しめるものばかり。自然派ワインはグラスで10種類を揃え、セラーから好きなボトルを選んでもOK。築50年以上の歳月を刻む家屋を改装した空間は、1Fはスタンディングバー、2Fはカウンターとテーブル、3Fは半個室と、ちょい飲みからじっくりディナーまで気の置けない友人と集うのにぴったりです。

    「Dochaku=土着」という

    農家直送の野菜をシンプルに蒸し、岩塩・オリーブオイル・アンチョビソースとともにおすすめの白ワインを合わせて。有機野菜のせいろ蒸し(大)¥1,500、コッリ・アプルティーニ・ビアンコ(ボトル)¥3,080

    「Dochaku=土着」という

    コクある雲丹と爽やかなクリームチーズを合わせた一品はワインが進む。雲丹のチーズケーキ¥700

    「Dochaku=土着」という

    マッシュルームペーストを加えた濃厚さは、〆ながらもロゼワインと好相性。シャンピニオンソースのカルボナーラ¥1,520

    「Dochaku=土着」という

●店舗情報

Dochaku
【住所】東京都台東区西浅草2-17-11
【TEL】03-6231-6010
【営業時間】月~金 17:00~23:00、土日 15:00~23:00
【定休日】火曜 ※1月4~7日は休み

2.花川戸で「家族とご飯」

誰からも愛される伝統の味 併設の精肉店でお土産も調達できます

明治13年創業の老舗すき焼き店が、一時閉店を経て2022年3月に復活!味の要となる食材やスタッフはそのまま、雷門の並びから浅草散策しつつ訪れるのも楽しい一角に移転しました。旧店の趣を引き継ぐ店内は、テーブルを配した大広間と3つの個室からなり、様々なシーンに対応しています。程よい霜降りの「適サシ肉」を厳選しているため、赤身の旨みと脂の甘みのバランスがよく、とろけるように柔らかくも重たさはなし。大正モダンな西洋個室で、家族とのひとときをどうぞ。

    明治13年創業の老舗すき焼き店

    特注の鉄鍋で千住ねぎを香ばしく焼きつけて、牛肉を重ね入れて。旨みがしっかりとした肉に合わせた特製の割り下を注ぎ、ベストな火入れまでスタッフが仕上げてくれるから、最高の食べ頃を逃さない。

    明治13年創業の老舗すき焼き店

    熟成した適サシ肉と赤身の盛り合わせ。焼き上がりの甘さに驚く千住ねぎ、肉厚のしいたけ、口当たりよい細めのしらたきなどこだわり尽くめ。

    明治13年創業の老舗すき焼き店

    すき焼きの前に、季節素材を取り入れた先付・前菜・向付が続く。料理はすべて蒸気車コース¥12,800より。個室使用料は一部屋¥4,000。

    明治13年創業の老舗すき焼き店

●店舗情報

ちんや
【住所】東京都台東区花川戸2-16-1
【TEL】03-3841-0010
【定休日】無休
【営業時間】月~金 11:00~15:00、16:30~22:00 土日祝 11:00~22:00
※12月29日~1月4日 11:00~L.O.22:00

撮影/上田佳代子 取材/首藤奈穂 再構成/Bravoworks.Inc